被災地での活動から生まれた 顧客を巻き込むコミュニケーション
2018年7月の西日本豪雨発生時、事業を通じて社会貢献活動を行ったタウ。そこでの気づきから生まれた「See You Again PROJECT」は、顧客の信頼醸成やコーポレートブランディングにつながっている。
東日本大震災から8年が経つ2019年。「3.11」の後も各地で、地震や豪雨といった災害が相次いでいます。緊急対応や復興支援はもちろん、時には風評被害など企業側が予想しえない事態に見舞われることも。企業はいつ何時起こるか分からない災害にいかに備え、ステークホルダーや社会に適切な情報を届けるべきか。専門家の提言や、実際に災害対応に直面した企業の例をもとに考えます。
2018年7月の西日本豪雨発生時、事業を通じて社会貢献活動を行ったタウ。そこでの気づきから生まれた「See You Again PROJECT」は、顧客の信頼醸成やコーポレートブランディングにつながっている。
企業は「被災者」「二次災害の加害者」「デマの被害者」など様々な立場になりうる。記者として約30年にわたり災害取材を重ね、防災研究にも取り組む中川和之氏が、災害発生時の広報の動きと、平時から取り組むべき「備え」について解説する。
企業ミュージアムなどに向けてスタンプラリーセットを販売しているシヤチハタ。東北大学との共同開発で生まれた「防災・減災スタンプラリー」は、小学校の授業などに導入され、防災について考えるきっかけとなっている。