WBS大江キャスター「広報の皆さんと『腹を割って』お話したい」
2018年4月に30周年を迎えたテレビ東京の『WBS(ワールドビジネスサテライト)』。番組を支える「顔」として日々新鮮なニュースを伝える大江麻理子キャスターに、取材の裏話から『広報会議』読者の気になる疑問まで、真摯に答えていただいた。
「広報会議の読者が取材されたいメディア」といえば、テレビ東京の経済ニュース番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』。その影響力は絶大で、広報担当者の間では「WBS砲」という造語も存在するほど。他にも『ガイアの夜明け』『カンブリア宮殿』といった人気番組を多数擁する、テレ東の番組づくりの裏側とは?今回は各番組プロデューサーらに密着。制作・取材の裏側を大解剖します。
2018年4月に30周年を迎えたテレビ東京の『WBS(ワールドビジネスサテライト)』。番組を支える「顔」として日々新鮮なニュースを伝える大江麻理子キャスターに、取材の裏話から『広報会議』読者の気になる疑問まで、真摯に答えていただいた。
1988年から続く老舗経済ニュース番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』。ビジネスパーソンへの訴求力が高く、広報活動においても重要な番組だ。広報担当者なら知っておきたい、WBSの歴史や特徴、制作の裏側を紐解いていく。
「もう絶対にテレビ取材は受けたくない!」。テレビ東京に限らず、長期の番組取材を終えるたび心身ともに疲弊しているというSさん。ところが制作サイドからオファーがあれば断れないし、断らない。約2カ月にわたる密着取材はストレスフルで辛いと分かっているのに、「また受けることになってしまった……」と毎回頭を抱えているそう。「一度でいいから、テレ東の番組に取材されたい」と考える企業にとっては、なんともうらやましい話である。
記者会見や企業取材など、日々ニュースの「現場」からリポートするフィールドキャスター。感極まる歴史的瞬間の取材から身体を張った体験取材まで、様々な現場を経験してきた相内優香さんが、印象に残っているエピソードを語る。
プライムタイムの経済3番組の中で最も歴史のある『ガイアの夜明け』。2018年度は「独自報道」に力を入れ、他メディアに先駆けたスクープも連発してきた。チーフ・プロデューサーの野田雄輔氏に番組の歴史や企画が生まれるまでを聞いた。
ネット上で「神回」「告発回」などと騒がれた『ガイアの夜明け』のシリーズ企画「外食王3 ~追跡!異次元サバイバル~」(2018年7月17日放送)。番組内で取り上げられたストロベリーコーンズ(仙台市)運営のピザチェーン「ナポリの窯」の新型店舗をめぐって、Twitterやまとめサイトで批判的な意見が交わされ大炎上した。
次の30年に向けてスタートを切った『WBS』で、「新戦力」として中核を担うのが日本経済新聞編集委員の滝田洋一氏と、日経ビジネス編集員の山川龍雄氏の2人。キャスターとしての葛藤や、取材先での広報対応について、語っていただいた。
WBSの終盤に毎日放送している「トレンドたまご(通称トレたま)」。このコーナーを長年担当し、ニュースデスクも兼務する浅岡基靖氏に「トレたま」選定のポイントから取材実現の経緯まで、質問をぶつけた。
2018年8月に放送600回を迎えたトーク・ドキュメンタリー『カンブリア宮殿』。初期の立ち上げにも携わった桧山岳彦氏が7月にチーフ・プロデューサーに就任した。ひとつの企業を掘り下げ、1時間分の"ストーリー"をつくる方法を解説する。
「カンブリアの撮影は大変だから、覚悟しておいた方がいいよ」。当時、Nさんは広報担当になって1年足らず。『カンブリア宮殿』の取材が決まり、提携先企業の広報に協力依頼の電話をかけたところ口々にこう告げられた。