「SDGs」は世界の共通言語 企業に期待される役割とは
政界や経済界で目標達成に向けた取り組みが進んでいるSDGs。その採択過程や内容、企業に期待する役割とは。啓発活動を進めている国際連合広報センターの根本かおる所長に聞いた。
2015年の「国連持続可能な開発サミット」で採択されたアジェンダで掲げられた「SDGs(持続可能な開発目標)」が今、注目を集めています。企業によるSDGs達成に向けた取り組みは、グローバルブランド確立の必須条件ともいえるでしょう。今号では、SDGs誕生の背景と広報活動における重要性を紐解き、企業価値を高めるためのポイントを考えます。
政界や経済界で目標達成に向けた取り組みが進んでいるSDGs。その採択過程や内容、企業に期待する役割とは。啓発活動を進めている国際連合広報センターの根本かおる所長に聞いた。
SDGsの事業への紐づけや責任体制を定めた取り組みが評価され、ジャパンSDGsアワードの「パートナーシップ賞」に選ばれた伊藤園。顧問の笹谷秀光氏が経営戦略におけるSDGsの重要性を解説する。
ユニクロの従業員らの労働実態を明らかにした書籍『ユニクロ潜入一年』。前著『ユニクロ帝国の光と影』執筆時から取材を重ねてきた横田増生氏が、これまでの取材をベースに、持続可能な社会を実現するためのヒントを語る。
『クローズアップ現代』(NHK)のキャスターを2016年に退任後、SDGsに関する取材・発信にも力を入れている国谷裕子氏。なぜ今SDGsが大切なのか、これまでの経験をもとに語っていただいた。
12月に非財務情報に特化した初の「ESG説明会」を行ったオムロン。なぜ今ESGに注目が集まるのか。また、説明会を開催する意義は。広報コミュニケーションの活動に定評がある同社の事例から学ぶ。
SDGsの達成には、企業の創造性とイノベーションの力が不可欠とされている。持続可能な社会の構築に向けていち早く取り組み、国内外で評価を受けてきた住友化学の事例から、SDGsを取り入れた経営と広報との結節点を探る。
SDGsの達成には、企業の創造性とイノベーションの力が不可欠とされている。持続可能な社会の構築に向けていち早く取り組み、国内外で評価を受けてきた住友化学・イオン・サラヤの事例から、SDGsを取り入れた経営と広報との結節点を探る。
国連広報センターや外務省と連携して、「笑顔」をキーワードにSDGsの啓発活動に取り組んでいる吉本興業。2017年1月に社員や所属タレント約1000人を対象にSDGs勉強会を実施して社内での認知を高めた後、「SDGs-1グランプリ」(同年8月)や「SDGs新喜劇」(同年10月)などを実施。エンターテインメントとSDGsをコラボレーションさせた取り組みで、生活者に向けて発信してきた。
CSR活動としてフェアトレード(*1)に取り組んできた大日本印刷。フェアトレード・ラベル・ジャパンの後押しのもと4社が連携し、キャンペーンやイベントの開催で、様々な企業にその輪を広げている。
2019年のG20や2年後に迫った東京オリンピック・パラリンピック競技大会。世界中の注目が集まる機会を前に、政府はSDGs推進に力を入れている。国内啓発や国外発信の役割を担う外務省の取り組みを解説する。