企業ブランドを見直すには? 考え方の基本と実践パターン
あなたがもしも、社内で「わが社のリブランディングを進めよ」と言われたら──?そもそも企業ブランドとは何か、そしてどんなときにブランドを見直すべきか。ロゴやツールの刷新だけではなく、プロセスを重視し実践する際のポイントを解説します。
あらゆるステークホルダーが「持続可能性(サステナビリティ)」のある企業を評価するようになってきた現在。蓄積したブランド資産を活かし、社内外に未来への「宣言」を伝えていくには─二号連続企画の特集で考えていきます。今号は、企業ブランドを再構築した実例からプロジェクト体制、進め方に迫ります。
あなたがもしも、社内で「わが社のリブランディングを進めよ」と言われたら──?そもそも企業ブランドとは何か、そしてどんなときにブランドを見直すべきか。ロゴやツールの刷新だけではなく、プロセスを重視し実践する際のポイントを解説します。
2016年に中期経営計画を発表して以降、ブランド力向上に一層注力してきたヤマハ。グローバルで体制変更を重ね、4月には社長直轄のブランド戦略本部も設置した。企業活動に密接したストーリーの発信にも力を入れ、先進性あるイメージ向上を目指す。
2016年、社長交代を経て、コーポレートブランドを統合した湖池屋。その象徴でもある商品「KOIKEYA PRIDE POTATO」は5カ月で年間売上目標を達成した。マーケティングとPRの連携体制により、企業価値向上をもたらしている。
2017年1月、クボタは新たなブランド強化プロジェクトをスタートさせた。社会課題を解決する「グローバル・メジャー・ブランド(GMB)」となるべく、新聞広告やCM展開とともに、報道を通じた企業価値向上に取り組んでいる。
ブランド価値ランキングを毎年発表しているインターブランド社。持続的に成長している企業と、そうでない企業は何が違うのか。各企業ブランドが持つ「理念体系」に着目し、その傾向を分析する。