日本の「人気」はどう変わった? 知っておきたいアフターコロナの訪日客
浅草や京都、そして日本茶風味のお菓子など、訪日客にとって「日本らしさ」が感じられる場所・モノが人気というイメージがある。しかし、この3年間で起こったのはコロナウイルスの世界的な感染拡大。パンデミックは訪日外国人観光客の価値観や人気の観光スポット、お土産などに変化を生んだのか。アフターコロナに変わる日本の「人気」を日本交通公社の柿島あかね氏が解説する。
海外からの入国規制も緩和され、約3年ぶりにインバウンド需要が復活しつつあります。訪日外国人顧客はこの3年間で変化したのでしょうか。また、変化した訪日外国人に対して、店舗などの「現場」が準備しておくことは何なのか。本特集では、2023年度のインバウンド需要における消費予測や、コロナ後に変わった人気の観光地などを有識者が解説。訪日外国人観光客の来店が多く見込まれる企業にも、アフターコロナのインバウンドプロモーション戦略を聞きます。
浅草や京都、そして日本茶風味のお菓子など、訪日客にとって「日本らしさ」が感じられる場所・モノが人気というイメージがある。しかし、この3年間で起こったのはコロナウイルスの世界的な感染拡大。パンデミックは訪日外国人観光客の価値観や人気の観光スポット、お土産などに変化を生んだのか。アフターコロナに変わる日本の「人気」を日本交通公社の柿島あかね氏が解説する。
約3年ぶりのインバウンド消費の波に乗るべく、あらゆる業態が準備を急いでいる。しかし、訪日外国人観光客の消費動向や人流が不明瞭なままでは、企業も効果的なインバウンドプロモーション施策を立案することが難しいのではないか。本記事では、野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英氏がアフターコロナのインバウンド消費における経済効果を予測する。
新宿高島屋では、インバウンド需要の早期回復を目指している。入国制限の緩和後、右肩上がりの勢いで訪日外国人観光客による来店が増加するなか、どのような対応を行っているのか。アフターコロナの訪日客の回復を受け、よりスムーズに買い物を楽しんでもらうための現場の施策を聞いた。
2022年8月、大分・由布院にオープンした星野リゾートの温泉旅館「界 由布院」。「2023年に予約したい新規ホテル20選」に日本で唯一選出されるなど、国外からの評価も高い。そんな「今、国内で最も行きたいホテル」のひとつである「界 由布院」は、訪日ゲストに対してどのような対応を行っているのか。総支配人の丹澤徹氏から、現場のおもてなしを学ぶ。
総合スーパーマーケットのドン・キホーテ。コロナ前から訪日客に人気の買い物スポットだった。その人気は3年が経過した今も継続している。全国に拠点を持つドン・キホーテでは、どのような訪日客への対応を行っているのか。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの山藤育弘氏と金森宏太氏から、現場起点のプロモーションについて学ぶ。
羽田空港の第3ターミナルに隣接してオープンした羽田エアポートガーデン。日本の玄関口に開業した複合施設は、訪日外国人観光客にとって日本に最初に触れる接点であり、出国する際の最後の接点になる。いわば、日本の印象を左右する立場に位置する当館は、どのような外国人観光客対応を心がけているのか。館全体を管理する村田尚之氏に聞いた。
今後、国・地域ごとには旅行者が訪れるタイミングはいつなのか。日本政府観光局のデータを元に、主要市場の専門家に聞いた今年度のトレンドと共にカレンダー形式で紹介する。
ジャパンショッピングツーリズム協会(以下、JSTO)は5月8日、「Japan Shopping Festival 2023」のオープニングセレモニーを実施した。ここでは羽田エアポートガーデンで実施されたセレモニーの様子をレポートする。