あえてスマホユーザーをターゲットに 富士フイルム「INSTAX mini Evo」
2021年の発売以降、世界中で人気を博す富士フイルムのインスタントカメラ“チェキ”「INSTAX mini Evo」。ターゲットを明確に設定し、カメラデザインや操作性、撮影表現を追求し、これまでとは違う購入層を獲得。イメージングソリューション事業部・統括マネージャーの高井隆一郎氏に、開発の経緯について聞いた。
機能性はもちろん価格以上のお値打ち感、「コスパ」への対応が求められる小売の現場。しかし、機能性はコモディティ化し、激しい価格競争が繰り広げられる中で、改めて見つめ直すべきは「消費者は『何に』対して対価を支払うのか?」という、求める価値の明確化にある。ヒットした商品を分析し、現代消費者が機能・価格だけではなく、「お金を払いたくなるもの」の正体を解析する。
2021年の発売以降、世界中で人気を博す富士フイルムのインスタントカメラ“チェキ”「INSTAX mini Evo」。ターゲットを明確に設定し、カメラデザインや操作性、撮影表現を追求し、これまでとは違う購入層を獲得。イメージングソリューション事業部・統括マネージャーの高井隆一郎氏に、開発の経緯について聞いた。
手に取りやすい価格帯で、高品質なアイテムを展開するジーユー。同社は2022年から、親子の体験型サービス「はじめてのコーディネート体験 MY FIRST OUTFIT」を実施している。商品を「売る」だけではないサービス実施には、どのような背景があるのだろうか。グローバルマーケティング部の小林和実氏に話を聞いた。
『SP風タクシー』や『忍者でタクシー』など、ユニークな乗車メニューで毎回話題を集める三和交通。差別化の難しいタクシーサービスで、非日常感を演出し、人気ツアーの抽選倍率は60倍を超える。企画も担当する統轄本部の小澤千秋氏と小関正和氏にその狙いを聞いた。
収納用品などのインテリア商品を製造・販売する平安伸銅工業。差別化の難しい商品を取り扱う同社は、DIYパーツやインテリア性の高い突っ張り棒など顧客ニーズを満たす新商品がヒットし話題となった。商品の生み出し方から認知拡大・購買促進の取り組みまでを、同社代表取締役の竹内香予子氏に聞いた。
コロナ禍を経て、外食需要が戻りつつある。いかにして人を呼び込むか、悩んでいる店舗も多いのではないだろうか。そうした中、ヒットの兆しを見せているのが「わざわざグルメ」と呼ばれるジャンルだ。「ぐるなびリサーチ部」でトレンド情報を発信する本間久美子氏にその背景を聞いた。
前項まで多くの事例を見てきたが、自社で取り組むにはどうしたらよいのだろうか。「買ってくれない人=未顧客」に買ってもらうには、商品やサービスを取り巻く環境の見直し(再解釈)が有効な場合がある。コレクシアの芹澤連氏が、「ブランドの再解釈」の基礎を解説する。