売れる「言葉」の基本 直販コピーは「説得」がミッション
コロナ禍により、リアルからデジタルへ。販売チャネルもコミュニケーションチャネルも大きく変化した。消費者との接点は変われども、人を動かすのはクリエイティビティ。そしてそのクリエイティビティの中核を担うのが「言葉」だ。販促における、売れる「言葉」の基本を向田 裕氏が解説する。
コロナ禍により、販売チャネルもコミュニケーションチャネルも大きく変化しています。販売促進においても従来の店頭やチラシ、DMでのコミュニケーションに加えLP、バナー広告、メルマガなど担当領域が広がっているのではないでしょうか。そうした中、どの領域においても人の行動を喚起するための「言葉」の重要性が高まっています。本特集では販促現場に必要とされている「言葉」について買い場・ツール別に紹介します。
コロナ禍により、リアルからデジタルへ。販売チャネルもコミュニケーションチャネルも大きく変化した。消費者との接点は変われども、人を動かすのはクリエイティビティ。そしてそのクリエイティビティの中核を担うのが「言葉」だ。販促における、売れる「言葉」の基本を向田 裕氏が解説する。
どれだけ優秀なコピーでも、反応に伸び悩むことはある。そんなとき考えたいのが「オファー」。2〜3行で伝えるたった1つの約束が、反応を大きく変えてしまうことは、めずらしくない。売れるオファーの作り方について、みんなのコピーの大橋一慶氏が解説する。
EC市場の拡大に伴い、今注目されているのが言葉を通してユーザー体験を設計する「UXライティング」だ。オンラインショッピングの体験そのものを支えるUXライティングの考え方は、顧客との関係を強化するのに貢献する。UXライティングがなぜ注目されているのか、UXライターの仲野佑希氏が解説する。
購買チャネルの広がりにより、ネーミングの重要性が高まっている。店頭はもちろん、ECやSNS上で表示される商品・サービス名は、時として絶大なプロモーション効果を発揮する。商品自体の在り方、見え方を変えるネーミングについて、日本ネーミング&リサーチの三浦麻衣氏が解説する。
POPは売り場という購買に一番近い場所で、生活者に訴求できるメディアだ。人を動かし、買ってもらうためのPOPについて、全P連(全日本POPとそれにまつわる諸々のこと連盟)の八住敦之氏と関戸康嗣氏が解説する。
メールマーケティングは安価にすぐ始められるプッシュ施策だが、ポイントを理解しないと読まれることはもちろん、開封すらされない。成果を出すメールの書き方について、ライトアップの米澤 信弘氏と伊藤 淳二氏が解説する。
仕入れ交渉や店頭キャンペーン、プロモーションなど、社外・社内に対して「企画書」を作成することも多いのではないだろうか。アイデアを実現するためには、「企画書」を避けて通ることはできない。人を動かす企画書について、アンド・クリエイトの清水久三子氏が解説する。
チラシ・カタログ・パンフレットなど、いわゆる販促ツールの大切な役割は企業や商品のイメージアップだが、誤った情報により、お客さまに迷惑をかけたり、不愉快な思いをさせてしまっては本末転倒だ。販促ツール制作の品質管理について、いくつかの事例にそって基本的な考え方を、ダンクの岡崎 聡氏が解説する。
直接接客されているわけでもないのに、見ただけで商品担当者の思いが伝わるドン・キホーテのPOP。同社のPOPには思わず売り場を探索したくなるような、時に購買意欲以外も掻き立てる魅力があるのかもしれない。そんな「響く」POPの制作の裏側を取材した。
来店・入店を促す重要な役割を持つ店頭POP。限られたスペースの中で、商品を手に取るきっかけになるように様々な工夫が施されている。「POPごと売る本屋」として一躍有名になった青森県八戸市の「木村書店」。目を引くイラストの横に添えられた文章は制作を担当する及川晴香氏が丁寧に考え出した言葉だ。自身の言葉で伝える大切さについて話を聞いた。