情緒的な価値が高まる文房具 持っていると気分があがるデザインとは
クレパスやクーピーペンシル、ピグマなど、時代ごとに新しい文房具を生み出してきたサクラクレパス。同社が大切にしている情緒的な価値について、ヒット商品を例に話を聞いた。
商品・サービスの満足度をあげることは大前提ですが、体験してもらう前に購入を検討してもらう必要があります。そのためには、商材をパッケージングしている「見た目」が重要になります。見て判断された後に、調べて、購入し、商品を使用します。中身はもちろん見た目にも気を使うことで、その商品の真価が発揮されます。現在はSDGsの観点により、パッケージレス、ジェンダーレスも重視されています。さらに、小売店頭、自社店舗、ECなど、商品の置かれる場所によって見た目の考え方も異なります。いま捉えておくべき、売れる「見た目」になるためのパッケージ、ネーミングなどの考え方について取材していきます。