無印良品が国内113店舗に給水機を設置 マイボトルの販売数も想定以上
社会課題に取り組み、「感じ良いくらし」を提案する良品計画は水の持ち帰りが可能な給水機を国内113店舗に設置した。来店者の環境や健康について考えるきっかけづくりに取り組んだ。
2015年に国際サミットでSDGsが策定されたのを機に、多くの企業が「サステナブルな(持続可能な)経営戦略」を立てるようになりました。消費者の間でも「サステナブル消費」や「エシカル消費」が広まりつつあり、サステナビリティは商品開発や販促企画のキーワードになっています。そこで本特集では、販促担当者が知っておきたい『サステナビリティの現在地』を探ります。
社会課題に取り組み、「感じ良いくらし」を提案する良品計画は水の持ち帰りが可能な給水機を国内113店舗に設置した。来店者の環境や健康について考えるきっかけづくりに取り組んだ。
ローソンが7月から全国の約1万4000店で発売している大豆ミート使用商品。環境への負荷軽減や健康意識の高まりを背景に開発した商品だ。大豆ミートのイメージを変え、“おいしかった”と反響も寄せられている。
社会価値創造を通じてサステナブルな世界の実現を追求する資生堂は家具製造の際に発生する端材を使用したパッケージを制作。店舗やSNSなどでブランド全体でサステナビリティへのメッセージを発信した。
「LOHACO OUTLET」など、商品の廃棄ロス削減に努めてきたアスクル。更なる廃棄ロス削減を目的にメーカー3社と協業し『エシカル』を軸にしたECサイト「Go Ethical(ゴーエシカル)」を立ち上げた。
プラスチック廃棄量やCO2排出量の削減、食品ロスの削減などを目指して、商品パッケージや容器を、環境負荷の低いものにリニューアルする例が相次いでいる。その一部を、容器・パッケージ・ラベルの3ジャンルに分けて紹介する。