販促担当者が知っておきたい サステナビリティの現在地
近年、国内外で“サステナブル”を冠した商品・サービスが増加している。その背景に国内外の消費動向の変化はあるのか、また今後企業に求められる販促活動は。CSV・サステナビリティを専門としているコンサルタント・水上武彦氏が解説する。
2015年に国際サミットでSDGsが策定されたのを機に、多くの企業が「サステナブルな(持続可能な)経営戦略」を立てるようになりました。消費者の間でも「サステナブル消費」や「エシカル消費」が広まりつつあり、サステナビリティは商品開発や販促企画のキーワードになっています。そこで本特集では、販促担当者が知っておきたい『サステナビリティの現在地』を探ります。
近年、国内外で“サステナブル”を冠した商品・サービスが増加している。その背景に国内外の消費動向の変化はあるのか、また今後企業に求められる販促活動は。CSV・サステナビリティを専門としているコンサルタント・水上武彦氏が解説する。
小売り企業にとって、SDGsやサステナビリティは本当に重要なのか。ニューラルCEOの夫馬賢治氏が、日本と欧米の最新事例を比較しながら、日本企業が持続可能な販促活動を続けるためのヒントを紹介する。
2019年4月にESG戦略の「Kirei Lifestyle Plan」を発表し、消費財メーカーの“サステナビリティ”をけん引してきた花王。米国在住のDave Muenz氏が、就任後実践してきたグローバルな施策を語る。
コンビニやスーパーなどを国内に2万3000店展開するセブン&アイHD。執行役員でサステナビリティ推進部シニアオフィサーの釣流まゆみ氏に、商品開発や店頭販促におけるサステナビリティ推進のヒントを聞いた。
ビジネススーツなどのカスタムオーダーサービスを手掛けるFABRIC TOKYO。ミレニアル世代をターゲットにサステナビリティを前提に立ち上げたブランドだ。大量消費に疑問を呈したキャンペーンを2年連続で実施し、大きな反響があった。
食品ロスを防ぐウェブプラットフォーム「TABETE」を運営するコークッキング。中食・外食業での食品ロスの現状や、サステナブルに貢献する販促の在り方を長く飲食業界に携わってきたコークッキング代表の川越一磨氏に聞いた。
数年前から“エコロジカル消費”や“サステナブル消費”の増加傾向がみられるアパレル業界。特に国内では、コロナ前後でサステナビリティに対する意識が最も高まっている。そんな日本の“アパレルの未来”をローランド・ベルガーの福田稔氏が解説する。
スウェーデン発のファッションブランドH&Mは、3月にサステナビリティにフォーカスしたキャンペーンをスタート。SNSなどでの発信を通じて、“共感”を基にした消費行動につなげた。
2015年からプラスチック廃棄物削減に取り組んできたアディダス ジャパンはミヤシタパーク内の新店に、サステナビリティエリアを設置。同店では、サステナブルプロダクトに想定以上の反響があったという。
多様性を尊重した店舗づくりやイベントを企画するスターバックスはスタッフと手話でコミュニケーションができる「サイニングストア」をオープン。デジタルサイネージなどのツールを導入し誰でも利用しやすい店舗をつくった。