825万人の買い物支援を目指す「移動スーパー」
日常的な買い物が困難と言われる「買い物難民」問題は、人口減少社会において、より深刻な問題となっている。その問題に対して、いままでにない形の移動スーパー事業で解決を目指すのが「とくし丸」だ。
人口減少による人手不足の問題が顕著になるなどの時代の変化によって、流通・小売業には実践的な変化が求められている。2020年に入り、五輪という消費環境に大きな変化をもたらすイベントも迫る。今回の特集では、2020年以降を見据え、変化する顧客のニーズに対応し、テクノロジー活用や体験を重視した実店舗など、遠くない将来の「常識」となるであろう挑戦をしている実店舗や商業施設を紹介する。これからの実店舗づくりを左右する社会課題についてもおさらいしておこう。
日常的な買い物が困難と言われる「買い物難民」問題は、人口減少社会において、より深刻な問題となっている。その問題に対して、いままでにない形の移動スーパー事業で解決を目指すのが「とくし丸」だ。
人口減少社会で、関係人口の創出が課題となる中、魅力のある地域の商品を流通させる実店舗も役割大きくなっている。昨年3月に那覇空港にオープンした「Dear Okinawa,」は沖縄のファン創出を目指す店舗。店舗の戦略についてネイティブの代表取締役の倉重宜弘氏が解説する。
ここでは、これからの流通・小売業界が抱えるであろうさまざまな課題がある中から「3つの課題」について取り上げ、その解決策について、消費者経済総研 チーフ・コンサルタント 松田優幸氏が解説する。
各業界でロッカー受け取りの需要が高まる中、レンタルショップのゲオも新業態としてロッカー型店舗の展開を始めた。その狙いとは。
2019年12月24日にオープンした「GATHERING TABLE PANTRY 二子玉川」は、「GATHERING TABLE PANTRY 馬喰町」のノウハウを生かした新店舗。ロイヤルホールディングスの目指す次世代型の飲食店とは。
「島忠ホームズ新山下店」はリニューアル以降、来店客数・売り上げとも伸び、ターゲットとしていたファミリー層の獲得にも成功している。
YouTube上で、店内のようすをライブ配信していることで話題の弁当専門店「キッチンDIVE」。経営者が手応えを感じているその効果とは。
コーセーが12月17日にオープンしたコンセプトストア「Maison KOSÉ」は、ブランドを横断してパーソナライズした提案を行う新店舗。コーセーが目指す次世代型マーケティングの役割を担う店舗でもある。
2020年にオープンを予定している「Mixalive TOKYO」は、講談社がパートナー企業と連携し、新しいエンターテインメントを提供する施設。ビルをまるごと“ライブ”というテーマにするといういままでにない新たな試みだ。
今春に開業予定の新駅「高輪ゲートウェイ駅」構内には、次世代型の店舗として、無人AI決済店舗「TOUCH TO GO」が入る。二度の実証実験を重ねてきた店舗が、ついに本格的な展開を始める。