本を売る場から生活提案の場へ
開発が進み、ニューファミリー層が増加する「台湾・南港エリア」。その地域のニーズに対応するようにオープンしたのが「TSUTAYA BOOKSTORE 南港店」だ。単なる書店ではなく、生活提案の場として運営している。
時代の変化とともに、実店舗の役割は大きく変化している。単なる「商品を売る場所」ではなく、メディアのように消費者に有益な情報を届け、新しい買い物体験を提供する店舗もある。また、テクノロジーの発展とともに、デジタルサイネージをはじめとして店内のメディアも増え、コミュニケーションの手段も多様化した。そこで本特集では、店舗のメディア化で変化する店舗の事例を紹介する。
開発が進み、ニューファミリー層が増加する「台湾・南港エリア」。その地域のニーズに対応するようにオープンしたのが「TSUTAYA BOOKSTORE 南港店」だ。単なる書店ではなく、生活提案の場として運営している。
メディア化する店舗のひとつとして、キャラクターに限らず、来店客が没入できる店舗づくりは重要になる。ここでは、キャラクターショップなど、世界観を表現する店舗づくりのノウハウを持つベネリックにそのポイントについて話を聞いた。
デジタルサイネージやビーコンを活用したアプリなど、小売店でもさまざまなテクノロジーを活用したメディアを見るようになった。これらのメディアの登場によって、これから店舗はどのように変わるのか。店舗のICT活用研究所の郡司昇代表が解説する。