「5G」でどう変わる?実店舗とプロモーション
新聞などで目にすることが増えた「5G」。9月にはラグビーW杯会場でのプレサービスも予定されている。実際にはどんな活用が考えられるのか。店舗のICT活用研究所の郡司昇代表が解説する。
2020年春以降、次世代通信規格「5G(第5世代移動通信システム)」の本格導入が想定されています。「高速・大容量」「多接続」「低遅延」といった特徴が挙げられており、たとえば「多接続」なら、実店舗内でも多様な端末を設け、ネットワークへの同時接続ができるようになりそうです。これまでは一部の大企業・先進企業のみでしたが、より多くの実店舗で、顧客の行動を、これまでよりもつぶさに把握できる可能性が高まります。そうした時代が到来した時、どのような施策が考えられるでしょうか。
新聞などで目にすることが増えた「5G」。9月にはラグビーW杯会場でのプレサービスも予定されている。実際にはどんな活用が考えられるのか。店舗のICT活用研究所の郡司昇代表が解説する。
毎日多くの人が訪れる店頭は、購入意向を生み出すプロモーションメディアとしての機能を持つ。デジタル技術を用いれば、その機能をより強められるだけでなく、業務効率化を図ることも可能だ。
スマホに話しかけて来店受付ができるサービスを「スシロー」が導入した。かねてからスマホ活用を進めており、持ち帰りでは、スマホで注文と認証できるボックスの配備も進めるという。
顧客の特性をつかみ、どうアプローチするかの方針を定める「RFM分析」だが、とらえ方次第で落とし穴にはまってしまうケースがある。東京大学大学院経済学研究科の阿部誠教授が解説する。
現金信仰が強いと言われる日本。しかし、ここ数年で「キャッシュレス化」を推進する動きが強まっている。キャッシュレスが当たり前になることが、実店舗進化の第一歩だと言えるかもしれない。