パッケージへのお絵描きがムーブメントに
「明治 ザ・チョコレート」がソーシャルメディアで話題になっている。シンプルなデザインに、投稿者が独自に絵を描き、「Instagram」などにアップする例が増えたためだ。
つい買ってしまった、思わず店に入ってしまった─理屈ではない、消費意欲をその場でわかせるもの、それがPOPです。文字通り、Point Of Purchase=購買地点におけるアプローチ手法。POPと聞くと、小さな紙に書かれた小粋なキャッチフレーズが思い浮かびますが、それだけではありません。デジタルサイネージや、パッケージ、店頭什器でも、衝動買いを起こすことはできます。今回の特集では、さまざまなPOP活用事例から、制作のポイントまでを紹介します。
「明治 ザ・チョコレート」がソーシャルメディアで話題になっている。シンプルなデザインに、投稿者が独自に絵を描き、「Instagram」などにアップする例が増えたためだ。
サントリービールが開発した家庭用「神泡サーバー」は、きめ細かいビールの泡を自宅でも簡単に楽しめるすぐれもの。「ザ・プレミアム・モルツ」の6缶セット、24缶ケースの景品として付いている。このプロモーションが寄与し、国内のビール類総出荷量が落ち込む中、「ザ・プレミアム・モルツ」は前年を上回るペースで出荷が進んでいる。
マクドナルドの子ども向けのおまけ付きセットメニュー「ハッピーセット」は、7月からおまけのラインナップに絵本と図鑑を加えた。絵本は好評のようで、ハッピーセット全体の売り上げ増に寄与している。
棚を見るともなく見ている来店者の注意を引くのに、「音声」は強力なメディアだ。かつてスーパーの売り場でも、高らかに客を呼ぶ声が響いていた。いつしか店内放送に代わり、あるいはまったく声のしない店もある。そうした中で、ここ20年でじわじわと浸透している音声販促機器がある。群馬電気の「呼び込み君」だ。
手書きPOP、使っていますか?テクノロジーの発達で進化するマーケティングツールに、紙とペンだけで挑めるのが手書きのアナログPOP。売れるPOPの基本の“き”、是非実践してみてください。
「即使える、大事なところだけおしえてほしい!」という方必見。(1)~(4)の「表し方」と(5)~(8)の「仕掛け方」、これだけおさえて売り上げアップ。
「売れるPOPの基本 8つのポイント」を押さえたら、応用編も試したい。ここでは良いアイデアが湧かないときの、対処法をご紹介します。
「売れるPOPの基本 8つのポイント」「応用編:良いアイデアが湧かないときの対処法」でPOPが完成したら発生する、「どこにおく?」問題。導入編としておさえるならば、以下の3カ所+高さがおすすめです。
通りすがりの人の入店を促す店舗にとってのPOP、店頭ボード。編集部が見つけた「ちょっと気になる」店頭ボードを、店頭販促の専門家、中村心氏が解説する。
言わずと知れたビジネスパーソンの街、東京・新橋に、青果店が運営する飲食店が開店。その名も「旬八キッチン&テーブル」。運営企業はアグリゲート(東京・品川)だ。10月18日に開いたばかりの店内を紹介する。