AIとHumanity
内容のないロジックは空虚であり、真理のない直観は盲目である──広告表現は、はたしてウソなのか、それとも。人工知能が突きつけるのは、わたしたちが人間性をどのように扱うかという難題でもある。電通の古川裕也氏が語る。
語りすぎたり、価値観を押し付けたりすると、消費者は離れていくもの。虚飾にまみれたアピールは前時代的ですが、しかし、卑下をせず、及び腰なコミュニケーションでも意味がありません。必要十分な説明と、実物に触れて確かめてもらったり、ブランドなど不可触のものであれば、それを表現した空間に没入してもらったり。商品やサービスの価値を過不足なくリアルに伝え、手にとってもらったり、長くファンでいてもらうためのプロモーション手法を探りました。