消費者からだけではなく 社内からの反響も大きかった企画
ことし3月、新製品「オレオ クリスピー」の発表と同時に、原宿・表参道で同製品のサンプリングイベントが行われた。全身をモノクロカラーで包んだ女性たちが街を歩き、製品を配るようすは、ソーシャルメディアでも大きな話題に。その企画の源泉にあったものとは。モンデリーズ・ジャパンとマッキャンエリクソンの担当者たちに聞いた。
話題になったあらゆるキャンペーンも、もともとは形のないアイデアでしかなかった。そのアイデアを具現化するべく、発案者はどのようにして企画をつくり、提案したのか─。その企画を形にするために重要なのが「企画書」だ。提案の現場ではどのような「企画書」が、どのようにやり取りされているのか。本特集では、話題になったキャンペーンを生んだ「企画書」にフォーカスをあて、その舞台裏に迫る。
ことし3月、新製品「オレオ クリスピー」の発表と同時に、原宿・表参道で同製品のサンプリングイベントが行われた。全身をモノクロカラーで包んだ女性たちが街を歩き、製品を配るようすは、ソーシャルメディアでも大きな話題に。その企画の源泉にあったものとは。モンデリーズ・ジャパンとマッキャンエリクソンの担当者たちに聞いた。
キリンビール「氷結」と森永製菓「ICEBOX」がコラボレーションした「氷結×ICEBOX」の飲み方提案が好評だ。昨年から連続でキャンペーンを実施し、ことしは「氷結(R)専用ICEBOX[トリプルミックス]当たる!キャンペーン」を開催。2大メーカーが相乗効果を発揮して大きな反響を呼んだ同キャンペーン実現の経緯とは。
昨年夏に実施された養命酒の「夏バテにYomeishuモバイルキャンペーン」は、ユニークなプロモーションでソーシャルメディアを中心に大きな話題を呼び、応募総数は23万通にものぼった。養命酒製造とGMO NIKKOの両社に企画実現までの経緯について聞いた。
スニッカーズが行ったキャンペーン「#スニリプ」は、実施期間中の3カ月で一度も失速することなく盛り上がりつづけ、合計3万6000件の投稿があったという。デジタルにおけるプロモーション経験が少なかったクライアントに対し、どのようにして企画は提案されたのか。
2017年6月10日、新宿・歌舞伎町にオープンした「週プレ酒場」が盛況だ。『週刊プレイボーイ』の50周年特別企画として誕生した1年間の限定オープンで、雑誌のリアル版店舗でもある。企画考案から実際の店舗開発まで手掛けた電通のコミュニケーションプランナー加我俊介氏が、その舞台裏を語る。
電通のクリエーティブ・ディレクター中尾孝年氏と、NECマネジメントパートナー小湊孝志氏が本特集のテーマ「企画書」について対談。中尾氏はアイスの実「江口愛実」キャンペーンなど、東名阪と異なる環境で数々の話題広告・キャンペーンを生み出してきた実績を持ち、一方の小湊氏は25年のグラフィックデザイナー経験を経て、NECの資料制作を手がけるスライド設計のプロだ。企画考案から企画書作成に至るまで、2人のメソッドを聞いた。