ツイートは来店を促すPOP 東急ハンズ池袋店のTwitter販促術
集客や販売の促進を目的にTwitterなどを活用するケースが増えているが、日々の運用に苦戦している店舗は少なくない。2016年1月18日時点で1万8000人超のフォロワーを抱え、東急ハンズ全店でフォロワー数1位の東急ハンズ池袋店の2人の担当者に、運用の裏側について聞いた。
マーケティング・プロモーションでは、よく「川上・川下」という言い方がされます。それで言うと店頭は「川下」という位置づけにされることが多いようです。しかし、消費者を最上位に考えるのであれば、消費者に最も近い接点である店頭こそが、「川上」ではないでしょうか。テレビCMのスキップ機能やアドブロックでオンライン広告が失効してしまいかねない状況にあるいま、確実に消費者と接触できる店頭こそが最重要タッチポイントであるとも言えます。そんななか、店頭ではどのようなプロモーションを展開するべきか。各種の事例から探ります。
集客や販売の促進を目的にTwitterなどを活用するケースが増えているが、日々の運用に苦戦している店舗は少なくない。2016年1月18日時点で1万8000人超のフォロワーを抱え、東急ハンズ全店でフォロワー数1位の東急ハンズ池袋店の2人の担当者に、運用の裏側について聞いた。
書籍と音楽を融合させた複合店舗HMV&BOOKS TOKYOの店舗強化戦略のカギを握るのは「体験」だと、事業本部統括プロデューサーの田代貴之氏は言う。では「体験」を伴うコンテンツをどうつくるのか。そして具体的な販促として生かすために、どのような取り組みを行っているのか。実際の施策について聞いた。
ホームセンター大手カインズが取り扱う商品点数は、店舗にばらつきはあるものの約10万点を優に超える。取り扱う商品の種類は多岐にわたり、用途も多様だ。いかにして来店者に商品の存在・使用方法を伝えているのかについて同社 販売促進部の大澤寛彰氏に聞いた。
デジタルスチルカメラ市場の国内出荷数量は、昨対比70.2%(2016年1月~11月、カメラ映像機器工業会調べ)と縮小傾向にある。そのようななか、ソニーマーケティングが販売しているデジタル一眼カメラαの2016年12月時点でのプロ・サポート(プロユーザー)会員数は、前年同月比約2倍と好調だ。ユーザーとのリアル接点を強化しているという同社に好調の要因を聞いた。
4人組ロックバンド「ONE OK ROCK(ワンオクロック)」が2年ぶりにリリースしたニューアルバム「Ambitions」が、発売初週(1月9日~1月15日)で自己最高の23万枚を販売。オリコンアルバムランキングで1位となった。その背景には、あえて体験人数を絞った店頭イベントによる仕掛けがあった。
日産自動車は2016年10月、大型商業施設の「ららぽーと湘南平塚」にテナントイン型の販売店舗を出店した。その背景と狙いについて、同社で店舗戦略を担当する大橋祐介氏と販売促進を担当する東郷茉莉氏に聞いた。
昨今オムニチャネル戦略の一環として、店舗における販売でもスマートフォンアプリを活用するケースが増えているなか、販促活用に成功しているファッションアプリがある。『おしゃれが見つかる、欲しいが買える。』をうたい、いまや多くの女性にとって欠かせないアプリとなっている「iQON」だ。
スマートフォンの普及に伴い、とくに若者の間ではネット通販で商品を購入する機会が増えている。彼・彼女らに対し、店舗はこれからどのような魅力を発信して集客し、購買へつなげればよいのか。若者世代に近く、企業と若者のビジネス上の橋渡し役としても活躍する石井リナ氏が解説する。
店舗ならではの魅力を発信し、売り上げを高めるための方法とは─。「ネットとリアルをつなぐ」をコンセプトに、体験に重点を置き10年以上成功を収めてきた飲食店の集客ノウハウについて、東京カルチャーカルチャーで店長とチーフプロデューサーを務める横山シンスケ氏が解説する。
店舗はどのように生活者の生活トレンドを把握し、商品を提案・訴求するべきか。商機を逃さずつかむために店舗が知っておきたい消費者の行動について、メーカーや小売業が取り組むべきこととは。マーケティング活動や販売促進支援などを主事業とするクレオのソリューション局で営業開発や教育研修で部長を務める倉林武也氏が解説する。