癒しの空間と会話でブランドの世界へ誘う、テラリウム表参道
アルビオンは3月、東京・表参道に新業態「テラリウム表参道」をオープン。自然派コスメ「インフィオレ」シリーズを販売するほか、無料で試せる足湯もあり、同社の考えるオーガニックカルチャーを発信する。体験できる場を多く設けた同店では、店員がどんな提案をしているのか。
店頭での顧客対応は、リピート客や新規客の獲得を左右する。
「店員力」は、売り上げを高めるためには不可欠だ。
今回は、実店舗ならではの体験や、店頭スタッフによるコミュニケーションを特集。
顧客対応に有効な味方となりそうなテクノロジーも合わせて紹介する。
アルビオンは3月、東京・表参道に新業態「テラリウム表参道」をオープン。自然派コスメ「インフィオレ」シリーズを販売するほか、無料で試せる足湯もあり、同社の考えるオーガニックカルチャーを発信する。体験できる場を多く設けた同店では、店員がどんな提案をしているのか。
「旅行会社の店舗は予約をするだけの場所」というこれまでの概念を捨て、新しい店舗のカタチを創造・提案しながら注目を集める「H.I.S.渋谷本店」。「猿田彦珈琲」や「HMV&BOOKS TOKYO」とのコラボレーション、立体ディスプレイやイベントなど、五感で楽しめる体験型店舗での接客について聞いた。
特集に合わせ、1都3県在住の20歳代〜30歳代の男女に「接客についてのアンケート」を実施。計800人から回答を得た。店頭体験によってリピートしたり、新規客を呼びこんだり。接客は立派なプロモーションだ。
誰しも買い物でちょっとした“冒険”をし、「買ってよかった」と思うことがあったはずだ。“冒険”が成功すれば、またその店に行きたくなるものではないだろうか。一方、「しまった…」と後悔したこともあるだろう。そうなると、なかなか足は向きづらくなる。来店者の“冒険”をサポートし、成否を左右するキーパーソンこそ、ショップスタッフではないか。プロとしてアドバイスで、来店者を引きつけるスタッフを、各ブランドに紹介してもらった。
また来たくなる接客はスタッフがタレント化している─。魅力ある店員になるためのテクニックを聞いた。
実店舗でもネットでも自由に商品が購入できる─。そうした買い物環境を整えようとする流れが活発化する中で、接客はどうあるべきなのか。
満足度を高めることが接客の目的の一つだとするなら、実店舗だけでなく、ネットを介した顧客対応も、広義の「接客」と言えるのではないか。消費者にとって便利な注文のしかたや、支払い方法を用意することも、その目的にはかなうはずだ。
Pepperを活用した接客効果を図る、実験的な取り組みが相次いでいる。ロボットは店員をどのようにサポートできるのか。
ウェアラブル端末を身につけて店内をめぐることで、実世界に情報を付加する。こうした技術の開発が進んでいる。どんな活用の仕方が見込まれているのか。
コミュニケーション手段として普及したメッセージアプリ(対話アプリ)。企業と消費者のやり取りにも使われるようになったが、そこに人工知能をベースにした「ボット」が、人間の代わりとして力を発揮しようとしている。