『映像研には手を出すな!』が好きなワタシ
今、世間を賑わせているアニメがある。今年の1月からNHKの総合テレビで放映中の『映像研には手を出すな!』がそう。
買い物の決定権を握る「5秒前」その正体は?ヒット現象から読み解く消費者インサイト。
今、世間を賑わせているアニメがある。今年の1月からNHKの総合テレビで放映中の『映像研には手を出すな!』がそう。
お笑いコンビの「千鳥」が人気である。彼らの冠番組『テレビ千鳥』(テレビ朝日)は深夜2時台の放送ながら、番組無料配信サービス(アプリ)「TVer(ティーバー)」では毎回、プライムタイム(19時~23時)のドラマやバラエティと並んで、再生回数が上位にランクインするほど──。
2019年11月下旬、新生「渋谷PARCO」が誕生した。
その番組は終了した後も、しばらくSNSを賑わせ続けた。つまり、軽く炎上した。Amazonプライム・ビデオが配信する恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』のシーズン3である。
11月ともなれば、例年、メディア各社からその年のヒット商品ランキングが発表される。やはり、新元号の「令和」関連グッズは外せないだろうし、まだ記憶に新しい「ラグビーW杯」もランキング入りするだろう。エンタメなら、興行収入130億円を突破した新海誠監督の『天気の子』を置いては語れない。
世の中の事象の一側面だけ見ていても真実には届かない。多面的に眺める必要がある。
昭和の時代、デパートは夢の空間だった。日曜日ともなれば一家で出かけ、子どもたちはエレベーターやエスカレーターにときめき、おもちゃ売り場に歓喜した。昼食は最上階の大食堂。和洋中からお子さまランチまで家族の好きなメニューが全て揃った。屋上には小さな遊園地があり、他愛のない遊具に夢中になった。
先日、総合文具メーカーのプラスから一風変わった消しゴムが発売された。その名も「エアイン富士山消しゴム」。使い込むうちに、自然と富士山が現れるという。
アメリカ・ニューヨーク生まれの「ゴーストレストラン」なる食のトレンドが最近、日本でも人気を博しているという。
日本人は何か火がつくまではシン、としていることが多い。あれこれ仕掛ける側は「われ笛を吹けども汝ら踊らず」とやきもきする。