1000円ちょうどで食べたいワタシ
禍を転じて福と為す──ではないが、このコロナ禍において、逆に客単価を上げたチェーン店がある。ファミリーレストランの「サイゼリヤ」である。
買い物の決定権を握る「5秒前」その正体は?ヒット現象から読み解く消費者インサイト。
禍を転じて福と為す──ではないが、このコロナ禍において、逆に客単価を上げたチェーン店がある。ファミリーレストランの「サイゼリヤ」である。
この夏、街でよく見かけるかもしれないアイテムがある。
5月25日、緊急事態宣言がすべての都道府県で解除されるにあたり、にわかに注目を浴び始めた言葉がある。「ニューノーマル」だ。“新しい日常”などと訳されるが、要は、新型コロナウイルスによってもたらされた、ここ何カ月の行動様式の変化が、コロナの終息いかんにかかわらず──この先もスタンダードになるという意味合いだろう。
近ごろ、「ウィズコロナ」という用語をよく聞く。この先──新型コロナウイルスが完全に終息するにはまだ時間がかかる。となれば、僕らはある程度、このウイルスと上手く付き合いながら暮らしていかないといけない。そういう意味合いだろう。
無人コンビニはゲートを通過すれば、後は商品を手に取り、自分のバッグへ。誰とも接触せずに買い物が終わる。“コロナ後”は、こんな未来がすぐそこに。
大勢の人々が集うスポーツイベントや音楽イベント、コンベンションなどの催事や興行は軒並み延期や中止に追い込まれ、会社はリモート勤務を奨励、小・中学校、高校は春休みが前倒しとなり、人々は不要不急の外出を控えるようになった。そして──繁華街から人波が消えた。
今、世間を賑わせているアニメがある。今年の1月からNHKの総合テレビで放映中の『映像研には手を出すな!』がそう。
お笑いコンビの「千鳥」が人気である。彼らの冠番組『テレビ千鳥』(テレビ朝日)は深夜2時台の放送ながら、番組無料配信サービス(アプリ)「TVer(ティーバー)」では毎回、プライムタイム(19時~23時)のドラマやバラエティと並んで、再生回数が上位にランクインするほど──。
2019年11月下旬、新生「渋谷PARCO」が誕生した。
その番組は終了した後も、しばらくSNSを賑わせ続けた。つまり、軽く炎上した。Amazonプライム・ビデオが配信する恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』のシーズン3である。