コロナ後の世界を見たいワタシ
無人コンビニはゲートを通過すれば、後は商品を手に取り、自分のバッグへ。誰とも接触せずに買い物が終わる。“コロナ後”は、こんな未来がすぐそこに。
買い物の決定権を握る「5秒前」その正体は?ヒット現象から読み解く消費者インサイト。
無人コンビニはゲートを通過すれば、後は商品を手に取り、自分のバッグへ。誰とも接触せずに買い物が終わる。“コロナ後”は、こんな未来がすぐそこに。
大勢の人々が集うスポーツイベントや音楽イベント、コンベンションなどの催事や興行は軒並み延期や中止に追い込まれ、会社はリモート勤務を奨励、小・中学校、高校は春休みが前倒しとなり、人々は不要不急の外出を控えるようになった。そして──繁華街から人波が消えた。
今、世間を賑わせているアニメがある。今年の1月からNHKの総合テレビで放映中の『映像研には手を出すな!』がそう。
お笑いコンビの「千鳥」が人気である。彼らの冠番組『テレビ千鳥』(テレビ朝日)は深夜2時台の放送ながら、番組無料配信サービス(アプリ)「TVer(ティーバー)」では毎回、プライムタイム(19時~23時)のドラマやバラエティと並んで、再生回数が上位にランクインするほど──。
2019年11月下旬、新生「渋谷PARCO」が誕生した。
その番組は終了した後も、しばらくSNSを賑わせ続けた。つまり、軽く炎上した。Amazonプライム・ビデオが配信する恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』のシーズン3である。
11月ともなれば、例年、メディア各社からその年のヒット商品ランキングが発表される。やはり、新元号の「令和」関連グッズは外せないだろうし、まだ記憶に新しい「ラグビーW杯」もランキング入りするだろう。エンタメなら、興行収入130億円を突破した新海誠監督の『天気の子』を置いては語れない。
世の中の事象の一側面だけ見ていても真実には届かない。多面的に眺める必要がある。
昭和の時代、デパートは夢の空間だった。日曜日ともなれば一家で出かけ、子どもたちはエレベーターやエスカレーターにときめき、おもちゃ売り場に歓喜した。昼食は最上階の大食堂。和洋中からお子さまランチまで家族の好きなメニューが全て揃った。屋上には小さな遊園地があり、他愛のない遊具に夢中になった。
先日、総合文具メーカーのプラスから一風変わった消しゴムが発売された。その名も「エアイン富士山消しゴム」。使い込むうちに、自然と富士山が現れるという。