糖質制限ブームは「痩せる」から「楽しむ」へ
糖質制限ブームと言われて久しい。2013年ごろに新書などで火がつき、あの「結果にコミットする」のライザップのCMで一気に広まった感がある。過去にもダイエットブームは何度かあったが、ごはんやパン類などの炭水化物の量を制限するというシンプルさが受け、今回はいつもより長く続いている。
買い物の決定権を握る「5秒前」その正体は?ヒット現象から読み解く消費者インサイト。
糖質制限ブームと言われて久しい。2013年ごろに新書などで火がつき、あの「結果にコミットする」のライザップのCMで一気に広まった感がある。過去にもダイエットブームは何度かあったが、ごはんやパン類などの炭水化物の量を制限するというシンプルさが受け、今回はいつもより長く続いている。
京都の人が「こないだの戦争」と言ったら、それは応仁の乱のことを指す――。これ、京都にまつわる都市伝説としてしばしば耳にするが、近ごろ1冊の本が版元も驚く異例の売れ行きを見せている。中公新書の「応仁の乱」である。
映画『この世界の片隅に』が異例の盛り上がりを見せている。昨年11月の封切当初はわずか63館の小規模な公開だったが、口コミで火が着き、徐々に上映館数を拡大。今年2月には累計300館を突破、興行収入も遂に20億円を超えた。大ヒットである。
昨年後半、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が大ブームを巻き起こしたことはまだ記憶に新しい。視聴率は回を追うごとに右肩上がり。エンディングで星野源サンの「恋」に合わせてガッキーらが踊る恋ダンスも人気を博した。
「鉄子」なる言葉がある。鉄道好きの女性を指した造語で、2007年の新語・流行語大賞の候補になり、市民権を得た。今や鉄道はごく普通の女性の趣味である。
空前のサラダブームである。気が付けば、東京都内でもいくつものサラダ専門店を見かけるようになった。西新宿のサラダデリ マルゴ、茅場町のサラディッシュ、大手町のサラダイス、麻布十番のクリスプ・サラダワークス―etc.
近ごろ、「応援上映」が面白い。応援上映とは、映画館で行われる特別上映会のこと。通常の上映と違い、発声OK、サイリウム持ち込みOK、コスプレOK―要は、観客がスクリーンの登場人物に声援を送ったり、台詞にリアクションしたり、コスプレ等で盛り上がれるお祭り上映会のことだ。
先の7月、異色のコーラが相次いで発売された。アサヒ飲料の「ウィルキンソン タンサン ドライコーラ」と、くら寿司の「シャリコーラ」である。前者はコーラとは言うものの、要は強めの炭酸水にコーラのフレーバーを足したもの。無糖で、無色透明だ。一方、後者は米麹から作られる甘酒を使った炭酸飲料。
世界中で「ポケモンGO」の勢いが止まらない。先の7月初旬のアメリカやオーストラリアの配信を皮切りに、中旬以降はヨーロッパ各国でも配信され、日本でも22日に解禁。8月アタマの時点で、世界累計のダウンロード数が推定1億を突破したという。これほどまでの人気の理由はなんだろう。
かつて一億総「霜降り肉」信仰だった日本人だが、近年、欧米人のように赤身の肉にも舌鼓を打つようになった。