世の中をぶん殴るコピー
「あんた、今日とくダネで小倉さんが紹介してた広告知ってるか?お母さんめちゃくちゃ感動したわ。コピーライターってすごいなぁ」という電話が実家からかかってきたのは、大学4年生のときだった。
名作コピーの時間
「あんた、今日とくダネで小倉さんが紹介してた広告知ってるか?お母さんめちゃくちゃ感動したわ。コピーライターってすごいなぁ」という電話が実家からかかってきたのは、大学4年生のときだった。
TCCに限らず、年鑑に載るような仕事は、みんなが目指す山になると思っています。なので、せこくてラクしたい私は、できるだけ「自分だけが目指す山」を見つけたいと日々思っています。
私はラジオが好きだ。内ポケットにいつもトランジスタ・ラジオの青春。大人になりつくる側も経験している今、仕事としてのラジオもいい。
小学生の頃の夢は3つあった。1つ目は、「『いいとも』の司会者」になること。2つ目は、「ジャニーズ事務所に入る」こと。
自分のコピーに対する性癖を考えると、色っぽさにあるように思う。市場調査から導き出されたものだけでなく、その墨文字に彩りを加えられる人に、憧れます。
コピーは恐ろしい。それは前触れなく現れ、ときに見た人の人生を変えてしまう。
サントリーの広告に憧れて、この世界に入りました。1980年代、当時、きら星のようなクリエイターの方たちがサントリーの仕事をされていて、それはそれはみなさん輝いていました。
M-1グランプリが好きだ。昨年は錦鯉に感動させられたが、それ以上に告知動画に感動した。宮本浩次『昇る太陽』に乗せて苦悩する漫才師たち。決勝進出者の発表に鳥肌。
私はFCC(福岡コピーライターズクラブ)に育てられました。強くて重いコピーの一撃を、何発も何発もくらってきました。その中から特に強烈だった「一撃」を紹介させていただきます。
私には、コピーライターの師匠が2人いる。入社するまでキャッチコピーという言葉すら知らなかった私は、思いもかけずクリエーティブ局に配属され、さらに鶴保正明さんという、天才かつ厳格なコピーライターについてしまった。