「革新は当たり前を疑うことから」CES2025 注目製品を分析
2025年1月7日(日本時間)から米ラスベガスで開催された、世界最大級のテクノロジー見本市「CES」。家電業界のみならず幅広い業界から注目されているイベントだ。過去10年にわたりCESに参加してきたDentsu Lab Tokyoの土屋泰洋さんが、今回のCESを振り返ると共に、事業開発のヒントになりそうなユニークなサービスやプロダクトを紹介する。
企業や団体が新たに取り組む事業やプロジェクトにクリエイターが参画する際、一体どのように課題を抽出しているのか――。一方的な提案ではなく、事業主とクリエイターが良きパートナーとして傾聴と対話を重ね「共創」を進めていくスタイルが広がっている今。そのプロセスはやがて、未来の社会の創造につながっていきます。春には大阪・関西万博が開催され、未来に向けたクリエイティブな提案がますます盛んになりそうな2025年。今回は実際にローンチされた事業やプロジェクトの実例について、課題発見から実現までの流れを追っていきます。
2025年1月7日(日本時間)から米ラスベガスで開催された、世界最大級のテクノロジー見本市「CES」。家電業界のみならず幅広い業界から注目されているイベントだ。過去10年にわたりCESに参加してきたDentsu Lab Tokyoの土屋泰洋さんが、今回のCESを振り返ると共に、事業開発のヒントになりそうなユニークなサービスやプロダクトを紹介する。
2020年にスタートアップスタジオ・comboを立ち上げ、クリエイティブやマーケティングの側面から新規事業の立ち上げ支援をしている、中村洋基さん。広告とスタートアップそれぞれのプレイヤーを近くで見てきたからこそわかる、事業創造や事業成長において、クリエイターに求められる力とは。
2024年4月、長野県佐久市で開校した「さやか星小学校」。デジタルテクノロジーと行動分析学を組み合わせ、全校の児童のために個別最適化した学びの場を提供することを掲げている。小学校のコンセプトや制度面の仕組みづくりなどを含め、アクセンチュアソング傘下のDroga5 Tokyoがサポートしている。
医療機器を輸入・販売するBtoBメーカーの名優が2023年6月に立ち上げた医療器材の再生処理プロダクトブランド「SALWAY」。エイトブランディングデザインがサポートし、売上や事業規模を順調に拡大している。
ブリヂストンの社内ベンチャーであるブリヂストンソフトロボティクスベンチャーズとクリエイター集団Konelは2024年、ゴム人工筋肉を活用した柔らかいロボット「Morph」を共同開発した。「Morph inn」という体験に昇華したうえで、さらに事業化を進めている。