コンテンツの合わせ技でZ世代に届けきる「ティロリミックス」大解剖
日本マクドナルドが1月13日に公開した楽曲『ティロリミックス』とそのMV。マクドナルドの店舗でポテトが揚がった時に鳴る「ティロリ」音をベースに、Adoの『踊』とasmiの『PAKU』をリミックスした楽曲となっている。この曲を軸に、クリエイターをも“リミックス”したさまざまなコンテンツをSNS上でローンチ。改めて、その全貌を聞いた。
縦型動画、ユーザー参加型コンテンツなど、あらゆるプロモーションでSNSの特性に合わせたクリエイティブが標準搭載されるようになった今。各社が一斉にマス広告と共存する表現はもちろん、SNSにおける独自の表現も取り組むようになり、埋もれないようなアイデアが求められています。特に従来のメディア環境にとらわれない若い世代に向けては、共感度が高く多様性ある表現を求めて、試行錯誤する状況も。そのゴールも「話題になる・バズる」「エンゲージメントを高める」などさまざまです。これら『SNS特化型クリエイティブ』について、クライアントごとの最適解の見つけ方を考えます。
日本マクドナルドが1月13日に公開した楽曲『ティロリミックス』とそのMV。マクドナルドの店舗でポテトが揚がった時に鳴る「ティロリ」音をベースに、Adoの『踊』とasmiの『PAKU』をリミックスした楽曲となっている。この曲を軸に、クリエイターをも“リミックス”したさまざまなコンテンツをSNS上でローンチ。改めて、その全貌を聞いた。
2015年にスタートし、今年9年目を迎えたauのCM「三太郎」シリーズ。2023年の年始のCMには、シリーズ史上初、TikTokで活躍するクリエイターが出演。テレビとTikTok、それぞれの主戦場を横断してコミュニケーションを展開している。
今、企業やブランドのコミュニケーションにおいてSNSはどのような位置付けにあるのだろうか。自身の企画で「バズ」を起こした経験のある3人のプランナーたちに、SNS活用の現在地を聞いた。
宮城県岩沼市に本社を構えるにしき食品の自社ブランド「NISHIKIYA KITCHEN」が、1月9日から順次公開した3篇の縦型動画「あの日の、あのカレー。」。公開後からTikTokやTwitterで続々と再生や「いいね」が付き、結果として売上増加にも繋がっているという。単なる「バズ」で終わらない、「届く」「効く」動画の妙とは?
伊藤園は4月3日、新商品「晴れのち曇り時々お茶」を発売した。ターゲットは若年層や女性。SNSでのプロモーションを見据え、物語性を重視してパッケージをデザインしている。
本田技研工業は3月9日から、ゲーミングプラットフォーム「Roblox」で芝刈り機、除雪機、耕うん機などの生活を支える製品群=「パワープロダクツ」のグローバルキャンペーン「Honda Rewired」を実施。遊びながら企業理念を感じられるゲーム体験を提供している。
2023年3月、消費者庁はステルスマーケティングについて景品表示法の不当表示として10月から規制すると発表した。これらの動きはクリエイターにとっても他人事ではない。WOMマーケティング協議会(図1)の理事長を務める藤崎実さんが解説する。