【座談会】領域を超えて見出す、OOHの可能性
新たなメディアが続々登場し、自由な表現が拡充しているOOH(屋外広告)。今回、話題になった施策を手がけ、OOHの知見も深い4人による座談会を実施。自身が手がけた仕事や気になる事例からその最前線を探ります。
2020年以降、ひところ空き枠が目立っていた交通広告、屋外広告が少しずつかつての光景を取り戻しつつあります。従来からあるスペースの活用はもちろん、より環境に溶け込んだアンビエント広告の開発、はたまたデジタルサイネージ、3D広告、DOOHなど手法の広がりとともに、街を行く人々はもちろん、SNS上で「話題になる」という形でメッセージを届ける新たなクリエイティブの開発も課題となってきました。ますます街に人の動きが戻っていくであろう2022年はこれら新旧の手法を織り交ぜながら、どのようなトライアルが進んでいくのか。最前線にいるクリエイターの声や、話題を集めた実践例から探っていきます。
新たなメディアが続々登場し、自由な表現が拡充しているOOH(屋外広告)。今回、話題になった施策を手がけ、OOHの知見も深い4人による座談会を実施。自身が手がけた仕事や気になる事例からその最前線を探ります。
さまざまな飲料ブランドで話題になるOOHを継続的に仕掛けているサントリー食品インターナショナル。2021年の年末に実施された3つの施策を通じて同社のコミュニケーションにおけるOOHの役割を聞いた。
2021年12月11日から19日にかけて、地下鉄六本木駅の7番出口へ続くエスカレーター沿いの壁面に、真っ黒なブランクポスターが連続して掲出された。
「明治プロビオヨーグルトLG21」は、2021年に発売21周年を迎えた。それを記念して同12月1日から、「祝すべての21歳!」プロジェクトを開始。その発端となったのは、全線開業21周年で“同い年”の都営大江戸線との車両ジャックの企画だった。
近年、ベンチャー企業によるOOH活用を目にする機会が増えてきた。2017年にTWOが発売した「BARTH(バース)」は中性重炭酸泉の研究から生まれた入浴剤ブランドだ。「BARTH」では20年の夏季から定期的にOOHを中心とした施策を展開している。「睡眠投資プロジェクト」「#疲れが見えたら重炭酸」といった事例から、同ブランドならではのOOHの活用法を聞く。
Googleは12月6日から19日まで都内の3駅を会場に、「あなたらしさ、もっと自由に。Google Pixel STATION MUSEUM」(以下、「STATION MUSEUM」)を開催。新たなOOHメディアの在り方を模索している。