進化、浸透するデジタルサイネージのいま
交通広告のなかで、アナログ広告の媒体数や広告費に「追いつき追い越せ」の勢いで迫るデジタルサイネージ。鉄道系媒体社の3社にデジタルサイネージのいまを聞いた。
この1年くらいの間に、駅や電車、施設内にはサイネージが急増、家のテレビやスマートフォン以外でも映像を目にすることが当たり前になってきました。それに伴い、最近ではテレビCM、バンパー動画、SNS用の動画というように、映像をメディアやデバイスに合わせて新たに制作したり、編集することも増えていると聞きます。さらにはバンパー広告を専門とする会社が誕生し、スタートアップ向けのテレビCM出稿サービスが生まれたり、ビデオグラファーという新しい肩書を持つ人たちも登場。まさにいま、広告の映像を取り巻く環境や制作の体制が大きく変わりつつあります。そこで今号では、CMや動画に関連する新しい動きを捉えると同時に、映像において新たなる試みに挑んだクリエイティブを紹介します。CMにとどまらず、多様な動画の活用に向かう現在、そしてこれからの映像表現を考える上で何が求められるているのかを考えていきたいと思います。
交通広告のなかで、アナログ広告の媒体数や広告費に「追いつき追い越せ」の勢いで迫るデジタルサイネージ。鉄道系媒体社の3社にデジタルサイネージのいまを聞いた。
若い世代を中心に、映像の見られ方や視聴時間が明らかに変わってきている。これは広告に限ったことではなく、ドラマやリアリティショーなどのテレビ番組でも同じである。そこで、ここではコンテンツ企画・制作者である同世代の3人が、いま自分の仕事を通して映像をどう考え、生活者とどのように向き合っているのか、話してもらった。