世界中の面白い人と面白い仕事が実現できる環境を求めて
PARTY NYは今年3月、台湾に新しくPARTY台北をオープンした。その背景には、「世界中にいる面白い仕事がしたいクライアントやクリエイターと出会い、協業できる環境を作りたい」という構想がある。
ビジネスにおいても、コミュニケーションにおいても、日本と世界の境界線はなくなりつつある。クリエイティブの仕事にあっても、日本と世界を自由に行き来しながら仕事をすることや、日本にいながら世界のさまざまなクライアントと仕事をする働き方は、もう遠い未来の話ではなくなっている。日本の中だけに閉じこもらず、世界のクライアントと積極的に仕事をしたいと思った時、そこには一体どんな選択肢やスタイルがあるのか。本特集では、先んじてこうした新しい働き方を考え、実践しているクリエイターたちに取材。さまざまな「海外の仕事」のあり方を紹介していく。
PARTY NYは今年3月、台湾に新しくPARTY台北をオープンした。その背景には、「世界中にいる面白い仕事がしたいクライアントやクリエイターと出会い、協業できる環境を作りたい」という構想がある。
デザイン会社Grand Designが上海拠点を立ち上げて今年で10年。4年前には香港拠点もつくるなど、アジアを中心に仕事を精力的に展開し、事業を拡大してきた。そのために重要だった5つのポイントを代表の西克徳さんに振り返ってもらった。
大手広告会社の中には、海外拠点に短期間社員を派遣する「留学制度」を設けているところがある。どのような制度が運用されているのか。博報堂のケースを紹介する。
昨年から博報堂アジア・パシフィックにて、東南アジアエリア唯一の日本人クリエイティブとして活躍する生駒健太さん。そのキャリアと現在の仕事について話を聞いた。
海外に電通CDCを輸出せよ──。そのミッションを与えられて、2014年に単身中国へと渡った電通の津布楽一樹さん。現在、上海電通のCCOとして、約100名の現地クリエイターを束ねながら、クリエイティブの向上に取り組んでいる。
博報堂で6年間、アートディレクターとして働いた後、ロンドンで10年間、ブランディングとデザインの領域に取り組んできた中臺隆平さん。今年10月に帰国し、ロンドンでの経験を強みに、今後日本で活動していく予定だ。
中国の国民酒「白酒」のパッケージデザインを日本人デザイナーに依頼したい──。白羽の矢を立てられたグリッツデザインの日髙英輝さんは、ブランドの歴史をパッケージで表現するデザインを提案した。
台湾の医院から、漢方薬局で扱う商品のパッケージデザインのリニューアルの依頼を受けたアートディレクター/グラフィックデザイナーの久能真理さん。台湾以外のデザイナーの目線で、漢方のデザインを提案してほしいという期待があったという。
海外での仕事では欠かせない「契約書」。その実物は、一体どんなもの?契約書の主要な項目ほか海外の仕事に役立つ実務知識を、紹介する。
マスキングテープの人気ブランド「mt」が全国各地で行っている、テープで空間や建物全体を装飾する「mt ex展」。6年前からは、商品の取り扱いのある海外各地でも開催し、世界中にファン層を広げている。