早く帰ってビールを楽しもう!「定時退社」のススメ
商品やサービスだけではなく、新たな概念やムーブメントをネーミングして広げようとする企業もある。「よなよなエール」などのクラフトビールを展開するヤッホーブルーイングは今年5月「定時退社協会」を立ち上げた。
いかに短く、キャッチーな言葉で、話題になるネーミングを行うか。最近話題の商品・サービスのネーミングを見ると、一貫してそのような視点が感じられる。SNS につい書き込みたくなる言葉、メディアが取り上げやすい言葉、ネーミング自体に視点や問題提起が含まれている言葉――。SNS 時代になり、ネーミングにも新たな黄金ルールが生まれているのではないだろうか。今回の特集では、さまざまなジャンルのネーミングの生みの親に、どんな狙いを持ってネーミングを行ったのかを取材。今の時代に効くネーミングの作法を明らかにする。
商品やサービスだけではなく、新たな概念やムーブメントをネーミングして広げようとする企業もある。「よなよなエール」などのクラフトビールを展開するヤッホーブルーイングは今年5月「定時退社協会」を立ち上げた。
商品やサービスだけではなく、新たな概念やムーブメントをネーミングして広げようとする企業もある。化粧品のポーラは日本気象協会とコラボレーションし、夏の肌荒れを起こす「肌荒大気(はだあらしたいき)」への対策を啓蒙している。
ユニリーバがはじめたユニークな社内制度「着帽手当」は、帽子を被って働く人に対して頭皮をケアする手当としてシャンプーの現物支給をするというもの。キャンペーンの核となった、この制度のネーミングについて聞いた。