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One Show、D&AD、そして6月に開催されたカンヌライオンズ。主要な3つの国際広告賞の受賞作を振り返り、2017年に世界で最も注目を集めた15の広告を紹介していく。
今年も6月にカンヌライオンズが開催され、“2017年の見るべき受賞作”が出揃いました。本特集では、カンヌライオンズ、そして5月に行われたOne Show、D&ADの3賞の結果を元に、世界の広告の中から、今年の知っておくべき主要な受賞作や、話題となったセミナーを紹介します。世界の広告クリエイティブは、今どこに向かっているのか。その中で、日本はどんな立ち位置にあるのか。また、拡大を続ける世界の広告賞ビジネスの行方は。世界を舞台に活躍するクリエイターたちの言葉と受賞作から、その潮流を読み解いてお伝えします。
One Show、D&AD、そして6月に開催されたカンヌライオンズ。主要な3つの国際広告賞の受賞作を振り返り、2017年に世界で最も注目を集めた15の広告を紹介していく。
広告賞で開催されるさまざまなセミナープログラムや、壇上の受賞者のスピーチ。今年のカンヌライオンズとOne Showでは何が語られたのか。
「『不妊の原因の約半数は男性にある』という事実はあまり知られておらず、女性が一人で妊活や不妊治療を行うケースも少なくありません。そういった課題に対する『Seem』の取り組みが世界でも共感され、評価していただいたことはとても嬉しいです。
カンヌライオンズに「ライオンズイノベーション」ができて、今年で5年。通常カンヌでは、部門のクライテリア(評価基準)が定まるのに約5年を要すると言われる。その5年が経過したライオンズイノベーションの今年の結果から何が読み解けるのか。電通 鈴木瑛さんが解説する。
今年のカンヌライオンズでR/GAは「Disruption by Design:Creating the Next Agency Model(計画的な破壊:これからのエージェンシーモデル)」と題するセミナーを行った。常に広告界の一歩先を行く存在として注目を集める同社が示した、次なるエージェンシーの形とは。
今年5月、R/GAは東京オフィスの設立を発表した。来日したCEOのボブ・グリーンバーグさんに、日本市場での展開を聞いた。
今年のヤングカンヌには、日本から6チームが参戦。残念ながら入賞は果たせなかったが、彼らは世界の同世代の若者と戦い何を感じたのか。フィルム部門、プリント部門、PR部門、サイバー部門計4部門6人の参加者に話してもらった。
One Show開催期間中の2017年5月、編集部は電通の古川裕也さんと共に、レイ・イナモトさんが代表を務めるInamoto&Co.のオフィスを訪問。「世界のクリエイティブはどこに向かうのか」「クリエイティブの仕事の働き方改革」をテーマに話を聞いた。
今年のカンヌライオンズのキーワードは、1つ目は間違いなく「女性」だろう。「FEARLESS GIRL」のグランプリ4冠に象徴されるように、「女性の権利」を扱った受賞作品が目立ち、セミナーにも女性著名人が多数登壇した。2年前に立ち上げられたグラスライオン(性差別や偏見を抑止するクリエイティブを顕彰する部門)の視点が全部門に拡大された印象だ。