「働き方」の議論の先にある未来とは
グーグル在籍時代に女性が働きやすい環境づくりを目指す「Women Will」プロジェクトに参加し、現在は社団法人「at Will Work」の代表として、「働き方」の問題に取り組んでいる藤本あゆみさん。特集の最後に、クリエイティブ職の「働き方」について聞いた。
2017年のビジネスパーソンにとっての最重要テーマは「働き方改革」だと言われる。その中で、広告界でもこの問題に対する関心がかつてなく高まっている。「女性活躍」や「テレワーク推進」の掛け声に呼応するように、ワークスタイル改革に乗り出す会社が増えている。同時に、既存のエージェンシービジネスを脱して新しいビジネスモデルを実践し、広告産業自体のあり方を変えていこうという気運も高まっている。
2016年から2017年にかけて独立したクリエイターを見ても、新しい働き方、新しいビジネスモデルの実現に挑戦するための独立が多かったようだ。この特集では、いち早く"新しい働き方"に踏み出した実践者たちの声から、これからの広告界の働き方のヒントを探る。