広告界20代クリエイター座談会「会社も業種も超えていくような仕事がしたい!」
いま広告界は、未来を担う若手クリエイターたちの目にどのように映っているのだろう。世代別会議は、コピーライター、プランナーとアートディレクターによる20代5人のトークからスタート。この大きな変化の時期に広告界に入ってきた彼らは、広告の仕事に何を感じ、どんなやりがいを見出しながら、日々の仕事に取り組んでいるのか。
広告・デザイン界の第一線で活躍する皆さんにお集まりいただき、2 つの軸で会議を行いました。
一つは、広告界世代別会議。もう一つは、一歩先に進んで新しいことにチャレンジしている人たちの会議。
「ブレーン」55 周年記念号を通して、クリエイティブの未来につながる芽がたくさん生まれることを、私たち編集部も期待しています。
いま広告界は、未来を担う若手クリエイターたちの目にどのように映っているのだろう。世代別会議は、コピーライター、プランナーとアートディレクターによる20代5人のトークからスタート。この大きな変化の時期に広告界に入ってきた彼らは、広告の仕事に何を感じ、どんなやりがいを見出しながら、日々の仕事に取り組んでいるのか。
現場で第一線を走る30代。クライアントとの向き合い方が変わり、自身の専門性や知見が問われるようになる。これからのキャリアをどうつくっていくか、その足固めをする時期でもある。3人のコピーライターが集まり、“次の一歩”の踏み出し方を探った。
会社を経営したり、企業の中では中間管理職の立場が多い40代クリエイターによる座談会。実行力はもちろん、経験値もスキルも高度に到達したがゆえに見えてくる課題も多い。業界を牽引する責任感、若手の育成…。3人が導き出した答えとは?
世代別会議の最後は、経験豊富な50代クリエイターによる座談会。今も現役をまっただ中で続けながら、社長業を行う、飲食店を経営する、自分のラジオ番組を持つ、広告会社の改革に取り組む…など、広いフィールドで縦横に活躍する4人に、自身のキャリアとこれからをどう見つめているのかを聞く。
2016年4月、イタリア・ミラノで第55回ミラノサローネ国際家具見本市が開催された。若手デザイナーから著名なブランドまで、個人、企業合わせて参加社は2000以上、近年は日本企業やブランド、個人のデザイナーの参加も増えている。そんなデザインの祭典に、今年初参加したKIGI 植原亮輔さん、5年連続で参加しているYOY 小野直紀さん、隔年で参加している10inc. 柿木原政広さんに、グラフィックや広告の領域のデザイナーが参加することの意味、現場で感じたこと、考えたことを聞いた。
澤本嘉光さんからの声掛けがきっかけで、初めてラジオCM制作に挑戦したという、お笑い芸人のグランジ遠山大輔さんと五明拓弥さん。驚くべきことに、そのCMがフジサンケイグループ広告大賞 最優秀賞を受賞。さらにTCC新人賞も受賞した。“奇跡の受賞”の裏には、仕掛け人の澤本さんの「広告の作り手をもっと広げていきたい」という思いがあった。
デザイン会社の活動領域が広がるなか、その先を行くように、佐藤オオキさん率いるデザインオフィスnendoが他業種とのアライアンス事業を開始した。デザイン会社が投資会社やメディア企業と組むという画期的な取り組みだ。佐藤さんは、頭の中でデザイン会社の未来をどのように描いているのか、これからどんな展開が待ち受けているのか――アーキセプトシティの室井淳司さんが迫る。