クリエイターのオフィスを訪ねると、よく見かける、大きな本棚。忙しい仕事の合間に、クリエイターたちはどんな本を読んで、どのように仕事に活かしているのか。今回は、書家・墨象作家として活躍する小山翔風さんです。仕事や人生に影響を受けた本について聞きました。
『世界名作 イソップ・グリム・アンデルセン』
柴田民三ほか(著)、安野光雅ほか(絵)(国際情報社)

“昔むかし、あるところに……”のフレーズで始まる「物語」。私のクリエイティビティのルーツはこれです。幼少期に親から与えられた『世界名作 イソップ・グリム・アンデルセン』全18巻。安野光雅さんや鈴木義春さんなど名だたるイラストレーターが描いたイラストと…
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