尼崎に生まれた中島らも その活動を振り返る特別展
没後20年特別展
「中島らもぼくがうまれたまち」
劇作家、ミュージシャン、放送作家、ラジオパーソナリティ、小説家など、独創的な発想とユーモアで幅広く活躍した中島らもは1952年、尼崎市に生まれた。1977年末まで尼崎に暮らし、1982年に発表した『啓蒙かまぼこ新聞』が反響を呼び、ラジオからテレビへと活躍の場を広げていく。
没後20年にあたって開催される本展では、尼崎市の自宅から通っていた中高から大学生までのエピソードを中心に綴った『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』(1989年)や『西方冗土~カンサイ帝国の栄光と衰退~』(1991年)、『ロバに耳打ち』(2003年)の自筆原稿や口述筆記原稿を展示。さらに『ガダラの豚』(1993年)、絶筆となった『ロカ』(2005年)などの代表作品からも原稿を蔵出し公開。
1月5日には、長女で...
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