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読売広告社、新ブティック「Pers」を結成 経営課題に多角的な「視点」で応える

読売広告社 Pers

読売広告社が10月末、組織横断型の新たな社内クリエイティブブティックを立ち上げた。その名も「Pers(パース)」。経営やマーケティングにも精通している4人のクリエイターを筆頭に、企業が抱える課題を経営層のパートナーとして多角的な“視点”で解決していく。

「Pers」のチームメンバー。クリエイター4人、プロデューサー2人という体制で、プロジェクトを一気通貫で支援する。(左から)プロデューサー 内山瑛斗さん、エグゼクティブクリエイティブディレクター 外山毅さん、クリエイティブストラテジスト/コンテキストデザイナー 秦瞬一郎さん、クリエイティブディレクター 高橋尚睦さん、パースペクティブプロデューサー/クリエイティブディレクター 布田雄帆さん、プロデューサー 長谷川琢也さん。

強みは独自メソッドでのアプローチ

Persは、企業の経営層が抱える課題を解決することを目的に誕生した、読売広告社の組織横断型社内クリエイティブブティックだ。Persという組織名称は、「パースペクティブ(視点)」に由来。社員や株主、生活者といった多様なステークホルダーのニーズやインサイトを捉え、その上で課題を解決する“視点”(=アイデア)を打ち出す。そして経営層のパートナーとして、「経営・投資」「インナー・共創」「マーケティング」といった多角的な“視点”から、持続可能な価値共創をサポートしていく。

それを可能にするのが、4人のクリエイターと2人のプロデューサー。読売広告社エグゼクティブクリエイティブディレクター外山毅さんを筆頭に、クリエイティブディレクターの高橋尚睦さん、パースペクティブプロデューサー/クリエイティブディレクターの布田雄帆さん、クリエイティブストラテジスト/コンテキストデザイナーの秦瞬一郎さんが所属しており、全員が事業開発、マーケティング、営業など多様なバックグラウンドを持ち、ビジネスに精通しているのが特徴だ。

「経営やマーケティングの知見を有し、経営者や社員、投資家、生活者といった各ステークホルダーの視点を理解した上で、企業の本質的な価値を“視点=アイデア”として打ち出すことができ、アウトプットまでディレクションできる、という専門部隊です。そのためPersには、多様な経験や視点を有すクリエイターを集めました」と外山さん。

転機はタカラトミー100周年

Persが生まれた背景について、外山さんは「クライアントの経営層の方々と、直接関わりを持つ機会が増えたことが大きいです。その過程で、ブランディングやビジネスデザインについての考えを体系化し、それに特化した組織を立ち上げようと考えました」と説明する。

直近の代表的な仕事は、玩具メーカーのタカラトミーが100周年を機に実施した、リブランディングプロジェクトだ。「おもちゃの会社からアソビの会社に変革する必要がある」というタカラトミーの方針のもと、経営理念などを刷新していくことに。外山さんのクリエイティブディレクションのもと、社員向けワークショップの企画運営、パーパスサイトやブランドムービーの制作、従業員に配布するブランドブックの作成などを進め、社内外へと情報発信を広げていった。

タカラトミーの100周年にあたって、パートナーとしてリブランディングを推進。タカラトミーが手がけたパーパスづくり、国内外の社員とのワークショップ、社内外への新パーパス浸透のための施策をサポート。

課題へのアプローチとして重視しているのは、「言葉を起点に価値を定め、多角的な視点で価値を最大化させていくこと」と外山さん。タグラインの提案から入ることも多い。

タカラトミーの企業ブランディングを機に担当することになった「プラレール」の65周年のプロジェクトでは、「その想像を駆動させる」、その後担当した「トミカ」のリブランディングでは、「本物は、ときめく。」という言葉を軸にした。「『プラレール』では、青いレールこそが、子どもが想像力を巡らせるきっかけになるものなのだと、“視点”を提案しました。それを軸に、広告やプロモーション施策を提案までさせていただきました」(外山さん)。

タカラトミー「プラレール」ブランドのリブランディングを担当。「その想像を駆動させる」という言葉を提案し、「レール」にブランドの価値を見出した。

「トミカ」では、「本物」という言葉を掲げている。「『トミカ』の工場を見学させていただき知ったのですが、まさに本物のクルマの工場のように、精密なものづくりをされているんです。だからこそ子どもたちは『トミカ』にときめき、大人になっても特別な存在として想い続けるのだろうな、と」。この本物という言葉を軸に、国内外のトミカのブランドストアのクリエイティブディレクションなど、幅広く関わっている。

タカラトミー「トミカ」のリブランディングも手がける。「本物」のものづくりに着目し、店舗空間のディレクションも手がけている。

「戦略」と「感動」を共存させる

着実に実績を重ねるPersだが、そのもうひとつの特長として、「戦略と感動を共存させられること」を挙げる。

「経営パートナーというと、戦略に特化したコンサルティングの業務に近いものを想像されるかもしれません。ただ、論理も大切ですが、詰まるところ人を動かすのは“感動”です。論理を踏まえた上で、投資家や生活者といったステークホルダーの方々の心を動かし動機付けるアイデアやアウトプットを提案できる。それが僕らの強みだと考えています」(外山さん)。

また、YOMIKOグループとして、クリエイティブ領域専門の制作会社である読広クリエイティブスタジオを有しているため、イメージを共有したスピーディーな業務進行が可能だ。イメージしたアウトプットをすぐに具現化できることで、関係者内で共通認識が生まれ、プロジェクトの推進力はより高まっていく。

今後については、「独自のメソッドを強みに、多岐にわたる仕事を受けていきたい」と外山さん。本チームを起点に、YOMIKOグループ全体の活性化も推進していく考えだ。

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