日本が見たドニ｜ドニの見た日本
モーリス・ドニ《若い母》1919年
国立西洋美術館 松方コレクション
モーリス・ドニ（1870-1943）は19世紀末のパリで日本美術に傾倒し、前衛グループ「ナビ派」の中心メンバーとして活躍した画家だ。後に仲間と設立した画塾「アカデミー・ランソン」では多くの日本人留学生が学んだ。また、コレクターの手によってドニの作品も日本にもたらされた。本展ではドニの生涯を国内の名品を通して辿っていく。清澄な画風で長く親しまれているドニの画業とともに、彼と日本との豊かな交流を紹介する展覧会だ。
新潟県立近代美術館
開催中、10月20日まで
月曜、9月17・24日、10月15日休館
（9月16・23日、10月14日は開館）
お問い合わせ→0258-28-4111
キャラクター・マトリクス
影山紗和子《Mimiʼs Slightly Sleeping Forest》
たかくらかずき《みえるもの あらわれるもの いないもの》
リクルートホールティングスが運営するBUGとアーティスト・たかくらかずきが、キャラクターをテーマにしたグループ展「キャラクター・マトリクス」が開催中だ。本展は、BUGがうたう「この世界に必要な違和感」や「無数のハプニング」と出会える場の構築を試みるもの。青山夢、影山紗和子、九鬼知也、たかくらかずき、谷村メイチンロマーナ、平山匠の6名が、それぞれのオリジナルキャラクターをモチーフとした新作を発表する。また、会場には高台やスロープが設けられている。来場者は目線の高さを変えたり、動き回ったりすることで、さまざまな視点で作品を発見できるだろう。
BUG
開催中、9月16日まで
火曜休館
お問い合わせ→info.bug@r.recruit.co.jp
Perfume Disco-Graphy
25年の軌跡と奇跡
メインビジュアル
2025年9月には結成25周年となる3人組ユニットPerfumeの、初となる回顧展が開催される。総面積1500平米以上におよぶTOKYO NODEの3つのギャラリーで開催される本展では、「歌詞と身体表現の同期」「3人の同期」「身体表現と演出の同期」「時代との同期」など、本展のテーマである“同期（シンクロ）”を...
