2023年5月、東京きらぼしフィナンシャルグループは新たなブランドスローガン「TOKYOに、つくそう。」やVIを制定した。その後、名刺や社内向けツールもリニューアル。認知を高めるとともに社員の求心力を高める目的がある。
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今回新たにつくられたスローガン「TOKYOに、つくそう。」と、それを含むVI(上)。新聞広告第一弾は23年6月に掲載。
合併後の社員の求心力を高める
東京きらぼしフィナンシャルグループの子会社であるきらぼし銀行は、2018年5月に東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京が合併して誕生した、東京の地方銀行だ。港区南青山に本社を構え、東京都内を中心に神奈川県、埼玉県、千葉県にも支店を展開している。
「きらぼし」というそのユニークな名称には、「きらめく星。東京圏でお客さまの夢を一段と明るくきらめかせたい」という想いが込められているが、発足から数年、知名度や認知度などの課題も感じていた。「この名称で覚えていただけることもあるのですが、一方で、どこの銀行なのかが伝わりづらいという課題がありました。特に合併前の3つの銀行それぞれが地域のお客さまから親しまれていたので、なおさらその課題が際立ったように思います」と、東京きらぼしフィナンシャルグループ 経営企画部部長 吉田裕幸さんは振り返る。
そこで、東京きらぼしフィナンシャルグループの渡邊壽信社長が、ライトパブリシティの代表取締役社長…