異才デザイナーによる家具デザインを体感
織田コレクション
北欧モダンデザインの名匠
ポール・ケアホルム展
時代を超えたミニマリズム
20世紀デンマークを代表する家具デザイナーのポール・ケアホルムが手がけた家具の特徴は、当時では珍しく石や金属などの硬質な素材を取り合わせ、心地よい緊張感をもたらす厳格なデザインにある。
ミニマルで清潔な造形に凝縮されたケアホルムの仕事は日本の建築ともよく響き合い、国内の愛好家の間でも根強く支持され続けてきた。本展は、長年にわたり椅子研究と収集を続けてきた東海大学名誉教授の織田憲嗣によるコレクションを中心に、ケアホルムの主要作品50点を網羅した日本の美術館では初めての展覧会。
会場構成は、パリを拠点に活躍する建築家の田根剛との協働。実際にケアホルムデザインの椅子に座って体験できるコーナーも用意されている。
あと81%