2023年に25周年を迎えたワイデン+ケネディトウキョウ。2024年4月には原宿にオフィスを移転、7月からクリエイティブを統括する2人のCCOを迎え、新たな体制へと舵を切った。
カルチャーの中心地でさらなる進化へ
米国ポートランドの本社をはじめ、欧米・アジアの11都市に拠点を構えるワイデン+ケネディ(W+K)。各地でプレジデント1名、クリエイティブを統括するチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)2名による3トップ体制をとっている。
東京オフィスでも7月、Vivian Yongさん、Erwin FederizoさんがCCOとして新たにジョイン。それぞれコピーライター、アートディレクターとしてのバックグラウンドを持つ。東京オフィスはクリエイティブ、アカウント、戦略、プロダクションなど80人が在籍し、多様なカルチャーを形成してきた。2020年からプレジデントを務める鈴木洋介さんは「エージェンシーへのニーズが多岐にわたる中、新体制のもとW+Kらしさを大事にしつつ時代に合った付加価値を生み出していけたら」と期待を込める。
4月には中目黒にあったオフィスを原宿に移転した。新オフィスのコンセプトは「Creative Park」で、2フロア計940平米とスペースを拡張した。
「W+Kはこれまで各拠点のカルチャーに入り込んだ、心を動かすクリエイティブワークを生み出すサポートをしてきました。原宿は日本の最先端のカルチャーの中心地であり、この新しいオフィスこそ常に進化を続けるW+Kの象徴です」とYongさん。Federizoさんも「東京のカルチャーの中心にさらに近付くことができました。この地区の人々や街全体からインスピレーションを受け、オフィスが地域の素晴らしいエネルギーと結びついていくことを大切にしていきたいと思います」と展望を話す。
W+Kといえば創業時からのパートナーであるナイキのほか、東京オフィスではサムスン、パーソルキャリア、IKEAなど多彩な企業との仕事で知られる。これらのベースとなっているのは、「Fail Harder」というW+K独自の考え方だ。
中でもクリエイティブにおいて重要視することとして、Federizoさんは「リスクを受け入れ、オープンマインドで試行錯誤を重ね、失敗を恐れずそこから学び、成長すること」を挙げる。Yongさんも「クリエイションや戦略において高い目標を持つ中で、文字通り失敗を恐れることなく、これまでにないことに挑戦しようというマインドを大事にする姿勢こそW+Kらしさだと考えています」と語っている。
お問い合わせ
ワイデン+ケネディ トウキョウ
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-31-11 Terraza Harajuku 5/6 階
電話番号:03-5724-3872
URL:https://www.wktokyo.com/
メールアドレス:pr-tokyo@wk.com