クリエイションの最前線を担っている、クリエイティブエージェンシーや制作会社。今回はそのトップや責任者に2024年の方針や戦略を聞きました。映像制作はもちろん、AIやxRへの対応やクリエイティブへの原点回帰、海外進出まで――。各社が見据える2024年はいかに。

Droga5 Tokyo
COO/President
田邊博崇
クリエイティブの力でビジネスインパクトをもたらす
2024年、Droga5は「Spearhead of Change」を掲げ、社会や人との共鳴を生み出す戦略とクリエイティブで、企業の変革を生み出していきます。広告のみならず、企業のDNAやカルチャー、経営戦略に根差したブランド体験を創出し、ビジネスインパクトに直結する活動をリードします。また、日本発のブランドの素晴らしさを世界へ伝えるために、クリエイティビティを発揮し、積極的に活動していきます。
グローバル視点であらゆるカルチャーを取り入れたクリエイション
国境や人種を超えて受け入れられる時代性あるクリエイションの創出は「Droga5らしさ」のひとつ。そのために、世界のカルチャーに精通した多様な出自をもつメンバーが集まり、互いの視点や価値観をぶつけ合うことを大切にしてきました。クリエイションにおいて、ダイバーシティは極めて重要。これからも、国籍・性別・年齢など関係なく、一人ひとりが個のクリエイティビティを遺憾なく発揮できるチームづくりを促進します。
最先端テクノロジー×クリエイティビティで心を動かす
Generative AIなどのテクノロジーを、日常シーンでも触れるようになりました。クリエイティブでもこれらを活用することで、簡単・スピーディに沢山の作品をつくれるように。しかし一方で“驚き”や“ワクワク”を感じるものをつくることは難しいと感じます。人の心を動かすのは、人のクリエイティビティ。テクノロジーをクリエイティビティをもって操り、時代の価値観に合ったコミュニケーションの在り方を追求します。

Cyber AI Productions
代表取締役社長
二宮功太
AIはクリエイターの相棒
クリエイターにとってAIは、抗えば強敵...