ADC2023
東京アートディレクターズクラブによる2023年度のADC賞の審査結果が11月1日、発表された。本年度は2022年6月から2023年5月までに日本国内にて発表、使用、掲載された作品が対象となっている。
今年、応募総数約6000点の中からグランプリに選ばれたのは、中村勇吾さんによるPlayStation、Steamのビデオゲーム「HUMANITY」(01)。一匹の柴犬を操作し、人類を導くパズルアクションゲームで2023年5月に発売された。
ADC賞とは、優れた日本のアートディレクション作品を幅広く募集し称える賞。審査員長は原研哉氏が務め、審査は東京アートディレクターズクラブの全会員によって行われる。
受賞作品などを一斉に展示する「日本のアートディレクション展2023」は、11月1日から東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。昨年まで2会場で会員作品と一般作品を分けて展示していたが、今回は1カ所での開催となる。このほか、長野(市立小諸高原美術館・白鳥映雪館)…