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DIRECTOR'S WORKS

雪肌精が難解なテーマを柔らかく伝えるWeb動画公開 その制作の舞台裏とは

気になるあのCMの演出やキャスティングについてディレクターにインタビュー。今月取り上げるのは、コーセーのスキンケアブランド「雪肌精」の「SAVE the BLUE」プロジェクトのWeb動画だ。

本編より。

ピタゴラ装置の制作は1カ月半以上

「雪肌精SAVE the BLUE」というナレーションに合わせ、転がり始める青いボール。ボールは、ドミノが倒れるとグラスに木が植えられていく装置や雪肌精のボトルが倒れると珊瑚が現れる装置などの中を、心地よい音をたてながら通過していき、地球を青や緑で満たしていく。

これはコーセーが「雪肌精」ブランドを冠し2009年から取り組んできた環境保全プロジェクト「SAVE the BLUE」の活動を伝えるWeb動画(1分47秒)だ。7月に公開されたもので、監督は梶間亮徳さん。企画から演出・プロデュースまで、制作のほとんどを担った。

コーセーからのオリエンでは「海に対する意識の向きやすい夏の時期に、海外の方が見ても活動が伝わるような動画にしたい」という要望があった。「最初に考えたのは、この素晴らしい取り組みを、いかに見た人が受け取りやすく伝えるかということでした」と梶間さん。

社会性の高いテーマの動画は、一歩間違えると敬遠されてしまう...

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