「Float Run」のキャッチフレーズを書こう!
2023年春期のコピーライター養成講座はオンライン・オフライン自由選択制での開催となった。講座では多くの実践的な課題に取り組むが、中でもクライアントワークを体感し、腕試しをする場として、実際にクライアントのオリエンを踏まえてコピーを書く講義を実施。平日クラス・土曜クラス共通の課題に取り組み、集まったコピーをクライアントサイドとコピーライターサイドの2つの目線で審査をし、約500本のコピーの中から入賞作を決定した。ここではその入賞作と講評を紹介する。

ランナー向けにソニーが提案する新たなスポーツモデルの魅力をオリエンで紹介。
ソニーマーケティングのオリエンを受けて課題に取り組む
平日クラス・土曜クラスともに2023年5月の講義にて、ソニーマーケティングのオープンイヤーヘッドホン「Float Run」に関するオリエンを実施。両クラス合わせて200名以上の受講生がコピーの課題に取り組んだ。コピーに加えて企画意図も提出をする経験は実務さながらで、実践的なクライアントワークの体験の機会となった。

金賞
いい音は、前へと進むチカラになる。
小林麻美(平日クラス)
銀賞
いい音は、その気にさせるのがうまい。
宮東晶(土曜クラス)
骨は揺らさず、心だけを揺らせ。
上原智(平日クラス)
銅賞
「走り続けられる」を追求した。
杉浦万丈(平日クラス)
いい音は いい走りの追い風になる
木村麻衣子(土曜クラス)
走れば分かる。聴けば分かる。
石丸圭吾(土曜クラス)
これが私を本気にさせる音
酒徳なつみ(平日クラス)
心地よく、限界を更新しよう。
杉浦万丈(平日クラス)
パフォーマンスを高める音を手に入れろ
笹浪睦子(土曜クラス)
SONY発、ランナー向けヘッドホン。
赤星萌(土曜クラス)
審査員講評

武井慶茂(たけい・よししげ)
ビーコンコミュニケーションズ
エグゼクティブクリエイティブディレクター
今回は、「ターゲットにどこまで訴求するかの見極め」が重要だったように思います。直接競合である骨伝導ヘッドホンとの差別化、耳に触れないfloat形状の...