徳島県「脱炭素・未来空間TOKUSHIMA」
徳島県は4月から、ビデオゲームのMinecraft(マインクラフト)で制作した、「脱炭素な暮らし」を疑似体験できる仮想空間「脱炭素・未来空間TOKUSHIMA」を公開した。県では2017年に「脱炭素社会の実現」を掲げる条例を制定し、早くから積極的に環境問題の普及啓発活動に取り組んでいる。今回はマインクラフト上で脱炭素社会を体感してもらうことが狙いだ。「幅広い世代になじみがありゲームとして手軽に取り組めることから、マインクラフトを採用しました」(徳島県 加藤貴弘さん)。
空間内には風力発電所や公園、植林エリアなどを設け、各所で水素エネルギーの使用や壁面緑化、再利用など環境にやさしい行動をすることでポイントが獲得できる。その結果によってエンディングが変化する。
ゲームクリアで現れる「脱炭素社会TOKUSHIMA」は、大きな風車が回り、道路には燃料電池車や電気自動車が走り緑も生い茂っている。一方、失敗した場合に現れるのは…