月刊『ブレーン』編集部では2023年5~6月、クリエイターのAIの活用実態について匿名のアンケート調査を実施しました(有効回答:262)。今回は、クライアントとの議論や検討内容など前号で掲載しきれなかった内容をピックアップして紹介します。
調査概要
○調査方法/インターネット
○調査対象/広告会社・広告制作会社など、クリエイティブ制作業務に携わるクリエイター
○調査期間/2023 年5月31日~6月15日
○有効回答数/262
Q1.AIについてクライアントと議論したことがある?
YES:46%
NO:48%
分からない:6%
Q2.AIについてクライアントと議論した内容は?
実用的な活用方法:48%
AIの将来性について:23%
人とAIの業務分担:13%
権利・法律・セキュリティ:5%
AIによる悪影響:3%
その他:8%
クライアントとAIについて相談・議論した経験のあるクリエイターは約半数。権利・法律関係の話が多そうだが、結果をみると実用のための相談が6割以上(AIの可能性を議論/実用的な活用方法)と大勢を占めた。クリエイターは一部の懸念は持つものの、やはりAIの活用に対しては前向きなものと思われる。