
ポスターは全8種用意し、約800枚を130カ所の公共施設や店舗などに掲出している。撮影は福島県出身の白井亮さんが担当した。

3月1日には県立高校の卒業式に合わせて、プロカメラマンに友人や家族との写真を撮ってもらうことができるプロモーションイベントとして「卒業おめでとう撮影会」を実施。90人以上が参加した。

封筒にはトレーシングペーパー素材を使用。通知文も特別仕様の案内状になっている。
福島県南相馬市は、2022年度に18歳になる約495人の市民を対象に5万円を支給する「巣立ち応援18歳祝い金支給事業」の実施に伴い、8種類の応援ポスターを制作した。進学などで経済面に不安を抱える家庭への支援として取り組むものだが、東北エリアでは初のこと。一方的な事業のお知らせではなく、応援のメッセージを込めた表現とした。
「単なる『支援金のお知らせ』では味気ない。せっかくなら『祝い金』という形で支給し、新たな一歩を踏み出す18歳の背中を押すようなメッセージを届けたいという思いがありました」と話すのは、南相馬市で本事業を担当する...