絵本から飛び出した表現を楽しむ展覧会
谷川俊太郎 絵本★百貨展
これまで200冊にもおよぶ絵本を手がけてきた詩人の谷川俊太郎。ことばあそび、世界のありようを認識する手がかり、ナンセンスの楽しみ。そして生きることの面白さや大変さ、尊さ、死や戦争までをテーマに、絵と言葉による表現に挑み続けている。
本展では「意味があるより、おもしろく。」というテーマのもと、約20冊の絵本をピックアップ。アートディレクター、映像作家、建築家ら多才なクリエイターによる、朗読やアニメーション、インスタレーションといったさまざまな表現を展開。展示キュレーションは林綾野、アートディレクションは有山達也が担当。展覧会全体の空間構成は、建築家の手塚貴晴が手がけている。
谷川俊太郎 絵本★百貨展 | |
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開催中、7月9日まで PLAY!MUSEUM[東京・立川市] |
フォーヴィスムの夜明けから辿る巨匠の冒険
マティス展
大胆な色彩と筆致による絵画様式「フォーヴィスム(野獣派)」の立役者であり、モダン・アートの誕生に決定的な役割を果たしたフランスの巨匠アンリ・マティスは、その生涯を、感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩と光の探求に捧げた。
日本で約20年ぶりの大規模な回顧展となる本展では、日本初公開となる初期の傑作《豪奢、静寂、逸楽》などの絵画に加え、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵のほか、晩年の...