Netflix/Netflixオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』「いいものつくろう。」テレビCM、OOH、新聞、Web動画
この作品の価値の根源は、尾田栄一郎先生とNetflixという、物語と映像のプロフェッショナルの妥協なき真剣勝負にあると思いました。そしてそれを成り立たせているのは、お互いのリスペクトと、いいものをつくろうという純粋な想い。だからこそ、広告ではこの共作過程とそこにある想いを純度高く届けることだけに注力しました。
UP TO WORKS
今を生きる女性たちへ、あるがままを肯定するエールとまだ見ぬ価値を届ける。これがNEWoManのシーズンクリエイティブとして発信することの根底にあります。いろんな選択を行い、“自分”という経験値を積んできた方々だからこそ、メッセージは理想だけでも現実だけでも響きません。また、コロナ禍をはじめとする持続的に不安定な社会状況において「いいかげん、次へ向かいたい」というムードが存在します。
そんな中、寄り添いや共感性があるのは当然のことで、ブランドには元来の提案力やインスピレーションの独自性がより強く求められます。本シーズンでは「次へ向かう」というテーマに対し、逆説的なアプローチをすることで価値化を図りました。さまざまな物事から距離を取る、いわば逃避行動を前向きに自分が心地よくいるための「健全な逃避」であると翻訳。
何かから全力で逃げているかのような菊地凛子さん。かと思えば、満面の笑みと、日常の都会の風景を一瞬で特別なものへと塗り替える鮮やかな衣装。フリルに風を含ませて、走り抜けます。息を切らしながらも、晴れやかな彼女の表情が、新しい春の訪れと、心を解放する新しい価値観を届けてくれることを願います。
(SIMONE クリエイティブディレクター 渡辺琢磨)
https://www.youtube.com/watch?v=utbBNP7QRMI&feature=share
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