デザイン・アート・広告賞 今月の展覧会&コンペティション
松本人志 なかみ展
松本人志直筆のデッサンの原画、そしてそれをもとに描かれた美大生たちの油絵約15作品を展示。過去に制作された作品に加え、今回の展覧会に向け、新たなアイデアから生まれた新作も展示する。アートを入り口に、笑いの追求でもない、大喜利でもない、これまで誰にも見せてこなかった、松本人志の頭の中を覗き見できる展覧会。
松本人志 なかみ展 | |
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フジテレビ本社屋 25F 球体展望台「はちたま」 |
The Flavour of Power ─紛争、政治、倫理、歴史を通して食をどう捉えるか?
本展では、山口情報芸術センターが実施する研究開発プロジェクト「食と倫理リサーチ・プロジェクト」の成果を発表する。プロジェクトの過程で、インドネシアを拠点に活動する8人組のアーティスト集団、バクダパン・フード・スタディ・グループとともに食にまつわる倫理的な側面の調査を実施。主に太平洋戦争中の日本とインドネシアの食における関わりから、農作物の遺伝子改変や単一作物の生産への依存(モノカルチャー)を取り上げてきた。
展覧会では、これらのリサーチの成果を映像インスタレーション、カードゲーム、資料展示として発表する。
The Flavour of Power ─紛争、政治、倫理、歴史を通して食をどう捉えるか? | |
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山口情報芸術センター |
阪急昭和モダン図鑑
1920~30年代の阪急沿線の暮らしを取り上げた本展。この時代には、鉄道の利便性向上、百貨店の拡充、郊外住宅地の開発、劇場や球場の大規模化、遊園地の拡張整備が次々と進められた。それは「沿線に住居することがいかに愉快で、その生活をエンジョイできるかという理想郷を出現させたい」という、阪急東宝グループ創業者・小林一三の願いでもあった。
これらを土台として、阪急沿線にも都市と郊外の新しい文化を享受する“昭和モダン”の華が咲き誇る。今回、池田文庫が所蔵する当時のポスター、車内広告、写真、ファッション雑誌、記録映像など、時代を伝えるさまざまな資料を展示する。
阪急昭和モダン図鑑 | |
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逸翁美術館 |
Roots of Kawaii 内藤ルネ展
カワイイ文化の生みの親として「Roots of Kawaii」と称され、1950~60年代に日本の少女文化をリードしたマルチクリエーター・内藤ルネ。当時、圧倒的な支持を集めたファッション誌『ジュニアそれいゆ』の表紙/挿絵で大ブレイクし、イラストやデザイン、ファンシーグッズなどで今日に至るポップカルチャーの礎を築き上げた。今では海外でも通じる言葉となった「Kawaii」が凝縮した空間に、初出展作品を含め、貴重な原画やルネガールの衣装の再現展示、ファンシーグッズなどが集まる。
Roots of Kawaii 内藤ルネ展 | |
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神戸ファッション美術館 |
インターフェアレンス
本展は...