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大阪広告協会賞は日本ハム、佐治敬三賞は細田佳宏氏に ほか業界関連ニュース

広告・デザイン関連の各協会団体によるクリエイティブのニュースをお届けします。

大阪広告協会賞は日本ハム、佐治敬三賞は細田佳宏氏に

(01)大阪広告協会賞に選ばれた日本ハムの「シャウエッセン」のCM「シャウエッセン断髪式」篇(30秒)。

(02)細田氏が手がけた、関西電気保安協会のWeb動画「ある日突然関西人になってしまった男の物語」。

大阪広告協会は1月31日および2月27日に、第66回「大阪広告協会賞」と第56回「やってみなはれ佐治敬三賞」の選考委員会を開催し、各賞を決定した。

「大阪広告協会賞」に選ばれたのは、日本ハム。同社は、社会状況の変化の中、商品開発で地球規模の食の社会課題に真正面から向き合い、広告コミュニケーションを通じて消費者の注目を集め、「事業価値」と「社会価値」の向上を追求している。プラスチック使用量削減のため、新パッケージへ変更を決めた主力商品「シャウエッセン」では、エコなパッケージに変えるため、巾着部分を力士のまげに見立てた「シャウエッセン断髪式」(01)というユニークな表現を活用した広告コミュニケーションを展開。受賞に際し、「社会性と広告のバランスを持ち合わせた優れたマーケティングの事例となった」と評された。

また特別賞には、ACジャパンが選ばれている。「やってみなはれ佐治敬三賞」は、タイガータイガークリエイティブのCMプランナー 細田佳宏氏に。受賞対象となった作品は、Web動画の「ある日突然関西人になってしまった男の物語」(関西電気保安協会)(02)やテレビCM「ママとパパの奮闘」(西松屋)などだ。

企業が求める広告の安心感と新しい切り口に真正面から向き合い、丁寧さ、テクニカルな表現と関西人が共感する日常や“関西あるある”を忘れず盛り込んで表現する“面白がらせ精神”が評価された。多くの引き出しから表現のベクトルと新しいフォーマットを生み出す姿は「やってみなはれ」の精神を体現していることから受賞が決定した。

「全広連日本宣伝賞」サントリーHD新浪社長ら選出

(左上から)新浪剛史氏、大﨑洋氏、滝久雄氏、小池一子氏。

全日本広告連盟は3月7日...

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